ジャーナリストの須田慎一郎が9月19日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。2022年9月8日に96歳で亡くなったイギリスのエリザベス女王ついて解説した。
飯田)エリザベス2世女王陛下の国葬。イギリスは手際がいいですね。
須田)そうですね。加えて王宮のバッキンガム宮殿は国民との物理的な距離の近さがありますね。私も行ったことがあるのですが、女王陛下がいるときにはきちんと国旗が掲揚されてという。もちろん国葬に関して世界各国から続々と弔問客が来るのもわかるのだけれども、その一方でいかに国民に敬愛されていたのかというのがすごく印象的ですよね。
飯田)もう棺を乗せた車などもガラス張りですべて、オープンにするのだという。開かれた王室というのはかなりエリザベス女王陛下が腐心したところでもありますものね。
須田)その一方で王妃であった方が途中で亡くなられて。
飯田)ダイアナさん。
須田)はい。結果的にそれに対する対応が若干まずい部分がありました。
飯田)冷たいのではないかという。
須田)はい。そういう意味では王室批判が起こりました。それを機会にいま言われたような開かれた王室というところで距離を縮めていこうということでした。何かをきっかけに変えていこうという融通無碍といえるような動き、国民との意思の疎通をはかって変化していこうという点においては、やはりイギリス王室の特徴があるのだと思います。
飯田)日本の皇室との関わり合いというのも古くから100年以上のつながりがありますものね。
須田)現在の天皇陛下も留学したということもありますし、さかのぼって昭和天皇を含めてイギリス王室とは王室と皇室としてだけではなく個人的なつながりの深さというのがあったのかなと思います。
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