国際政治学者で慶應義塾大学の細谷雄一教授が10月21日(金)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。イギリス・トラス首相の早過ぎる辞任について分析した。
『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時 生放送
「トラス氏は自分で保守主義だと言いながら、考えていた減税などの政策が共産党体制のようなものだった。イギリス人が考える保守主義とは、サッチャー首相の自助努力、あくまでも自分たちの苦しいことは自分たちで努力をするというもの。そうすると、減税や低所得者への支援といった政策が矛盾している。
また、予算がない中で大規模な財政出動をすると、市場の信頼を失い、支持率が下がると、保守党内で内紛に近いような形で責任を押し付け合う。倒れ方がダサい感じがする」とコメントした。
トラス氏の後任については「保守党の議員や党員の間では依然、ジョンソン前首相の人気が圧倒的。ジョンソン氏を引きずり下ろす必要がなかったんじゃないかという不満が強かった」と述べ、ジョンソン前首相の再登板の可能性が高い事を指摘した。
■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜~金曜 午前6時~8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司 (ニッポン放送アナウンサー)新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
■番組twitter:@cozy1242
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