NASAも認めた! 日本発の宇宙飛行士のための“飲料水”

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土田晃之がパーソナリティ、新内眞衣がパートナーを務めるラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送・毎週日曜12時~)の10月16日(日)の放送の中で、日本初となる “宇宙飛行士のための飲料水”の開発に携わった会社を深掘りした。

ASTRONAUTS WATER(アストロノーツウォーター):宇宙飛行士が飲む水として、種子島宇宙センターから打ち上げる「こうのとり」で国際宇宙ステーションに届けられた種子島の水を採水してアルミパウチに充填した、一般発売の飲料水 ~株式会社ユニケミー(2022年10月4日)プレスリリースより

同番組内で放送中のコーナー『宇宙のへそ』では、毎週、つい「へーそーなんだ!」と言いたくなる宇宙ニュースや宇宙雑学を紹介しているが、この日は、宇宙生活において必要不可欠、かつとても貴重な“飲料水”事情について取り上げた。

日本で初めてとなる宇宙飛行士のための“飲料水”の開発に携わった「株式会社ユニケミー」の濱地清市代表取締役社長が電話出演し、開発のきっかけや飲料水が出来るまでの秘話を語った。

まずは、「株式会社ユニケミー」とはどういう会社なのか――

新内: まずは「株式会社ユニケミー」さんがどういう会社なのか教えてください。

濱地:当社は、愛知県の名古屋市にある会社で、理化学の調査や研究、測定、試験、分析などを行ったり、また、簡易判定試薬とか製品の開発・製造・販売などをしております。

新内:研究がメインということなんですか?

濱地:研究のための色んな分析とかですね。ケミカルの方の化学の分析や検査、試験をする会社ですね。

※イメージ

そんな会社がどうして“飲料水”の開発に携わることになったのか。濱地社長曰く「国内の大型ロケットは主に愛知県で製造されている」とのことで元々、宇宙に関する製造に関しては歴史のある地域に「株式会社ユニケミー」も会社を構えていたことになる。

濱地:私達は水の検査をやっていたんですが、元々は、海外で(宇宙で飲むための)水を作って、打ち上げていたんですけども、17年ぐらい前に、大手の重工メーカーさんから「宇宙で飲める水を作りたい」「協力ほしい」というお話を頂いて、私達は水の検査も得意ですので、そういった経緯で宇宙でも飲める水の開発に携わることになりました。

そこまでの話の流れで土田が「宇宙で飲める水ってその辺の水じゃダメなんですか?」と質問すると濱地社長は間髪入れずに「普通の水じゃダメですね」と答えた。その理由は――

濱地:宇宙飛行士さんは、宇宙船ステーションで病気になる訳にはいかないので、変な水を持っていって、お腹を壊しちゃったら大変じゃないですか。なので、ちゃんとした厳格なNASA が作った基準があってですね――

土田:じゃあ、その辺で売ってるお水よりももっとこう、余計なものが入っていないじゃないけど――

濱地:そうですね。日本で作っていた(宇宙飛行士のための)水自体は、種子島の水を源水にしていて。その水は水道水よりもすごく純粋な水です。

土田:なるほど。

濱地:さらに、ヨウ素ですね。イソジンって分かりますかね。

土田:消毒するやつですよね。

濱地:そのヨウ素を少し入れて、消毒して細菌が繁殖しないようにして、それをロケットに積んで、宇宙ステーションに飛ばしていました。

土田:確かに宇宙ステーションとかで誰かが水とかで病気になったら、もう全滅ですもんね。

ヨウ素が入った水は、実際は苦みがあるため、宇宙ステーションでヨウ素を抜いてから飲まれていたとのこと。実際に「株式会社ユニケミー」が開発に携わった宇宙飛行士のための飲料水は、2011年~2016年の間、宇宙での飲料水として実用されていた。(現在は事業が終了し、海外の物が実用されているそう)。最後にスタジオに用意された水を飲んだ新内が「地球の水が宇宙に行くってロマンを感じますね」と感想を述べると濱地社長も「日本はやっぱり水が美味しいので」と自信をもって答えた。

番組情報

土田晃之 日曜のへそ

毎週日曜 第1部12:00-14:00・第2部14:30-16:00

番組HP

■パーソナリティ:土田晃之 ■パートナー:新内眞衣
トークの達人・土田晃之がお届けする、お昼12時から4時間の生放送。
72年生まれ土田晃之の青春時代の懐かしいあの話から、プライベートに仕事に気になるニュースまでしゃべりまくり! 
ときには、ビッグなゲストも登場!? 日曜のお昼にピッタリなのんびりモードでお届けします。

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