数量政策学者の高橋洋一が10月26日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。辞任した山際氏の後任となる後藤経済再生担当大臣について解説した。

新型コロナウイルス感染対策アドバイザリーボード（第91回）で挨拶をする、後藤茂之厚生労働相＝2022年7月21日午後、東京都千代田区　写真提供：産経新聞社

山際氏の後任に、後藤前厚労相

飯田）経済再生担当大臣の山際氏の後任として、後藤前厚生労働大臣が起用ということです。後藤さんは確か、高橋さんと同期なのですよね？

高橋）財務省の同期ですね。岸田政権には同期が多いのです。寺田稔総務大臣も同期です。あとは、加藤勝信厚労大臣も1期違いで、その辺りの人間がゴロゴロいるという感じです。

飯田）後藤さんはどのような方なのでしょうか？

高橋）経歴を少し言いますと、小学校は番町小学校でした。そして麹町中学校に行き、次は筑波大学附属駒場高校です。すごいですよね。そして東大法学部です。小中高大と、すべてすごいところに行っているのです。

飯田）それはすごいですね。

高橋）ただ、大学のときはそう簡単にいかなくて、2年留年して役所に入りました。

飯田）そして同期になった。

高橋）育ちがいいのですよね。それはそうでしょう。番町、麹町、筑駒ですから。

飯田）厚労大臣を務めて、今回は経済再生担当大臣に起用される。

高橋）リリーフですから、新たな仕事は当分ないと思いますが、国会の答弁能力や官僚的な能力をすごく使うのではないかという気がします。

飯田）新聞の見出しでも「答弁の安定感」と出ていました。

高橋）それはそうですよね。