キャスターの辛坊治郎が11月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。ロシアのプーチン大統領による部分動員令でウクライナ侵攻の前線に送られた兵士たちが悲惨な事態に陥っていることが伝えられていることについて、「ロシアは相当に混乱している。負け戦という感じだ」と指摘した。
辛坊)夕刊フジ、私が気になった見出しと記事が1、3面にあります。まずは1面の見出しです。
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「残酷プーチン 同士討ちも 動員兵部隊全滅」
~『夕刊フジ』2022年11月8日発行分(1面)より
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辛坊)記事が載る3面の見出しです。
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「露軍 続く混乱、収拾付かず 動員兵一個大隊『ほぼ全滅』 『6割が同士討ち』分析も」
~『夕刊フジ』2022年11月8日発行分(3面)より
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辛坊)本文を読んでみます。
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「ロシア独立系メディアやウクライナのメディアによると、動員兵らはルガンスク州のマキーウカに配置され、最前線から約15キロ離れた地域の『領土防衛』に加わった。
部隊は2日、塹壕を掘るように命じられたが、大隊用のシャベルは3つしかなかった。大砲や迫撃砲などで狙い撃ちされ、『570人のうち、29人が生き残り、12人が負傷し、残りは全員死亡した』という生存者の声を伝えている。」~『夕刊フジ』2022年11月8日発行分(3面)より
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辛坊)ということは、529人は亡くなったということですね。本文を続けます。
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「一方、ロシアのニュースチャンネルは5日、中西部タタルスタン共和国で訓練中の動員兵100人以上が抗議している場面だとする動画を公開した。上官に『支給されたのは1970年代の旧式銃で、さびていて撃てない』と不満を述べ、十分な食料や水が与えられていないと訴えた。
同様の集団抗議は1日にも南西部ウリヤノフスク州の訓練場であった。上官を取り囲む100人以上の動員兵が『政府が約束した月額19万5000ルーブル(約46万円)の給与が払われていない』と叫んでいる。」~『夕刊フジ』2022年11月8日発行分(3面)より
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辛坊)ロシアが相当に混乱している様子が伝わってきます。ロシアの負け戦という感じですね。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)