企業のウエブ採用試験“替え玉受験” 「入り口でインチキをしても幸せな人生は待っていない」辛坊治郎、依頼の女子大生に“カツ”

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キャスターの辛坊治郎が11月22日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。企業の採用試験のウエブテストを就職活動中の大学生に代わって受験する「替え玉受験」が警視庁に摘発されたことをめぐり、「実力で勝負しないと駄目です」と指摘した。

替え玉疑いは関西電力社員 押収された参考書やパソコンなど 撮影: 2022年11月22日午前、警視庁丸の内署 写真提供:共同通信社

企業のウエブ採用試験を志願者の代わりに受験したとして、警視庁が逮捕した大阪市の男が関西電力の社員であることが捜査関係者への取材で分かった。警視庁は、受験を依頼した大学4年の女子学生も書類送検した。

辛坊)いわゆる「替え玉受験」ですね。企業が面接の受験者を絞るためにインターネット上で行う採用試験で、大学4年の女子学生が切羽詰まって、ある男に替え玉受験を依頼したという事件です。今のところ分かっているのは、逮捕された男は約4年前から4000件以上を請け負って、1科目2000円で計400万円を売り上げていたようです。この男が超高学歴の関西電力社員だったことから、余計に大騒ぎになっています。

この事件に関し、“ワイドショー的に正しいコメンテーター”のコメントを私が代わりに申し上げます。「他人の力を借りて受験に成功し社員になったとしても、本人の能力や才能がその後の人生を決めるわけですから、そんな入り口のところでインチキをしても、幸せな人生は待っていません。実力で勝負しないと駄目です」

その半面で、私はこうも思うんです。そもそも、採用試験の第1次関門なんて、どこの会社も同じようなものですよ。それに対し、同じようなことを繰り返し回答するのは時間の無駄ではないですかね。

行為の程度としては今回の事件とは異なるかもしれませんが、履歴書についても皆さんは全てを自分だけで書いているのでしょうかね。いろいろな人に相談したりアドバイスを受けたりしたうえで仕上げているのではありませんか。それが「ズルだ」と言われたら、いささか違うと思うんですよ。むしろ、そうすることで少しずつ向上していくということが大切なのではないでしょうか。

今回、逮捕された男と書類送検された女子大生の行為を肯定しているわけではありません。ただ、見せしめのようになっているのは不公平だとも感じます。同じようなことをしている人間は他にもいるはずですよ。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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