サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会を現地で取材しているサンケイスポーツの山下幸志朗記者が12月5日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。日本が初の8強入りを目指して挑むクロアチアとの決勝トーナメント1回戦(日本時間6日午前零時から)の行方について、「両チームとも粘り強さが持ち味。ロースコアの展開になる」と予測した。
辛坊)日本がいよいよクロアチアと対戦します。試合直前の様子は、いかがですか。
山下)選手たちは「新しい歴史をつくる」という一点を目標に、前を向いて頑張っています。4日に行われた公式会見に出席した長友佑都選手は「クロアチアには必ず勝ちます。そして、大きな声でブラボーと叫びたい」と話していました。選手たちは本当にやってくれると感じています。
辛坊)対戦相手のクロアチアは、どれほど強いのでしょうか。
山下)国際サッカー連盟(FIFA)ランクでは日本が1次リーグで破ったスペインよりも格下ですので、「日本は勝てるんじゃないか」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、強いチームです。前回大会では、決勝トーナメントの1回戦、準々決勝、準決勝の3試合を全て延長戦(うち2試合はPK戦)まで戦って決勝に進出し、準優勝した国です。日本と同様に粘り強さが持ち味ですから、ロースコアの展開になるのではないかと想定しています。
辛坊)クロアチアにとって、8強を目指す戦いの相手が日本であることは、どう感じているのでしょうか。
山下)クロアチアにとってみれば、「ブラジルなどと対戦するよりはいい」と思っているかもしれません。しかし、4日の公式会見でクロアチアのダリッチ監督は「選手には『決して見下すな』と伝えた」と話していましたから、日本を見くびっているようなことはないと思います。
辛坊)すばり、試合結果の予想をお願いします。
山下)1-0で日本の勝利です。
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