受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
東京を飛び出し『おうえんしナイト』応援隊長ランパンプスが大阪にやってまいりました。
今回、お伺いするのは大阪府大阪市にある「大阪経済大学」です。大阪の中心から30分圏内のベッドタウンにある、個と個の相互作用によって新たなものを生み出す“創発”の場、と謳う大学の魅力に迫ります!
――大学内に入ってみた感想はどうですか?
寺内:梅田からのアクセスがよいのに大らかな雰囲気で素敵な大学ですね。
小林:お洒落なテーブルベンチがありますね。カップルが楽しそうにしゃべってる。
寺内:いいねー。青春だねー。
――それでは早速ですが、大学内にて教育・研究支援・社会連携部部長、黒正洋史(こくしょうひろふみ)さんと、企画部広報課、高濱悠紀(たかはま ゆうき)さんにお話しをお聞きしましょう。
小林:まずは大阪経済大学(以下、大経大)についてその成り立ちを教えていただけますか?
高濱:1932年創立で、今年でちょうど90周年になります。大学としては、これから先の10年も世の中が大きく変化すると思いますので「90周年おめでとう」というよりも「100周年に向けてのスタート」を切る節目だと思っています。
寺内:そんなに歴史があるんだ! 90年前から「大阪経済大学」という名前だったのですか?
高濱:当時は大学ではなく「高商」と言われる高等商業学校でした。
黒正:高商とは現代で言う「ビジネススクール」のようなものですね。1949年に戦後復興のさなか、国から「大学教育を充実させよ」という号令がかかり、本学も高商から大学へと昇格し、大阪経済大学となりました。そんな流れもあり、本学の卒業生は多彩な職業人が多く、大手企業から公務員、士業やコンサルタントなど、実社会で活躍する方が多く「大経大は就職に強い」と昔から言われています。また「社長輩出率の高さ」も特色にあげられますね。しかも、コツコツ目標を立てて頑張る習慣が在学中に身に付いているので、社会に出てもコツコツとステップアップしていく「生え抜きの社長」が多いんです。
寺内:働いていった結果、社長になる人が多いんですね。
黒正:多様な業界の中小企業から大企業までたくさんの社長がおられますね。これからはベンチャー教育へも力を入れていきたい。ちなみに起業家ですと「ジャパネットたかた」を創業された髙田明さんがいらっしゃいます。先日も講演会に来て下さいました。普段は物静かな方ですよ。
小林:ずっとあれだったら嫌ですもんね(笑)。
寺内:そんなことないよー! 楽しいよー! それにしても、すごい時代を戦い抜いて社長になっている人たちってことですよね? 本当に日本を支えている大学じゃないですか!
黒正:もうちょっとそこをPRしていかないとですね(笑)。
小林:となると卒業後の進路はどのようになるんですか?
黒正:90%以上が民間企業に就職します。職種として多いのは「商社」で、その次が「製造業」いわゆる「メーカー」と呼ばれる会社です。モノを作っている企業には付加価値があり、待遇も良いので我々も勧めているんですが「メーカー=理系」というイメージがあって、文系の学生からすると縁遠く感じるようですね。でも、メーカーからすると「文系も欲しい」というニーズはあるので、そこを伝えていけたらと思っています。
寺内:確かに製造業にも文系の業務って実は多いですもんね。
黒正:BtoBである商社や製造業へ就職する学生が多いのも本学の伝統です。時代が変化していく中で、学生たちが自らの進路やキャリアを形成していけるよう、様々な角度から主体的に学べる環境を日々考えていて、教職員一同、学習者目線で議論をしています。
寺内:大人になる過程の時期に本当に大切なことを教えてくれている大学ですね。素晴らしい。
小林:大経大が他の大学と違うところといったらどんなところになりますか?
黒正:本学には教育・学習支援センターというものがあります。学生が自己実現をしていくためには自己学習をしなければならない。そんなとき「どこに何を聞いていいのかわからない」とか「どういうことを学んでいいのかわからない」といった悩みや不安を学生は常に持っています。そんな不安に対して、相談に乗るだけでなく、具体的な解決策を提示する独自の相談部署になります。センターが中心になって関連部署の各所と連携して大学全体で学生の個人の悩みに対応できるのは強みだと思っています。それからオリター制度という、学生たちが学生を支援する団体があり、基本的には大学での学び方をサポートしているのですが、活動の幅も広く「面倒見のいい大学」の根拠であるとも認識しています。
小林:僕が高校生だったらこういう大学がいい! 高校生のときに将来のことなんてまだ考えられないから、そんなモヤモヤの状態でも、ちゃんとサポートしてもらえたらありがたい!
――さて、お二人もご一緒してくれるとのことなので、ここで学食に向かいましょう。
小林:明るくて普通にカフェとしても素敵な場所ですね。
高濱:大経大は街中にあるので食べるところには苦労しない環境ではありますね。
寺内:確かに。梅田まで20分くらいで行けちゃいますもんね。
――さて、本日は、寺内さんにはおすすめメニューの「タコライス」を。小林さんには「バターチキンライスのポークカレー」を食べていただきたいと思います。
小林:聞いてください。僕は一生カレーを食べなければならないんです。カレー以外食べたら怒られるんです。
※小林さんは前回じゃんけんで負けて以降、学食ではカレー担当になっています。
高濱:そうなんですね(笑)。シェフが丁寧に作ったカレーなのでご満足いただけるとは思いますよ(笑)。
小林:それではいただきます! 野菜多めの具だくさん系のカレーですね。ルーにトマトが入ってる。美味しい! これはカレー屋さんのカレーだな。いや、これめっちゃ美味い! ちなみにいくらですか?
高濱:500円です。
小林:嘘です。これは1200円です。それくらい美味しいもん。
寺内:僕もいただきますね。まず見た目が最高ですよね。お洒落な緑の葉っぱがいい。
高濱:グリーンリーフですね(笑)。半熟卵を潰して食べてください。
寺内:このソースと卵と……匂いが最高! スパイシー! 美味い! これは近所に欲しい!
高濱:ありがとうございます。コロナ禍で大学に来れなくなってしまった時期に、学生に「大学に来れるようになったら、一番食べたい学内のメニューは?」って聞いたらタコライスが一番人気でした。
寺内:味がめちゃくちゃしっかりしてるんだけど、しょっぱすぎなくてよい! 値段当てにいっちゃいますね? カレーが500円でしょ……んー2800円!
小林:うな重じゃん(笑)。
高濱:タコライスも500円です(笑)。小林さん、すごいスピードで食べてますね。
寺内;僕、彼と長年一緒にいますけど珍しいですよ。こんなに「うまいうまい」言いながら食べるの。
高濱:全部食べていただいて嬉しいです。
小林:ごちそうさまでした。本当にめちゃくちゃ美味しかったです!
小林:そういえば、どんな学生さんに来てほしいとかってあるんですか?
黒正:「大学で何をしたいのか、将来何になりたいのか」が、わからない若者が圧倒的に多いと思うんです。そういった悩みが強い人ほど大経大に来てほしいですね。主体的に学べるような仕掛けや体験学習も多く、実社会で活躍しているトップの方たちと交流もできるし、実際に話も出来る。いろんな刺激が大経大に来たらありますので。
寺内:今までの話聞いてたら説得力ありますね。
小林:将来に迷ってるならウチおいで、と。
寺内:就職先の悩みがあった時は「ジャパネットたかた」を紹介してもらったりしてね(笑)。
黒正:情報提供はさせていただきます……入れるかどうかはわかんないですが(笑)。そういえば、これも特徴かなと思うのが大経大卒の経営者だけが集まるOB会があるんです。中小企業から大企業も含めて80社ぐらいの社長が集まるOB会です。
寺内:会社で上り詰めて、ようやく社長になったのに、てっぺん取った瞬間に「よく来たね、君はここからだよ」って往年の社長たちが待ち構えているんですね。ちょっと怖いかも(笑)。
黒正:偉大な先輩方が後輩を支援している歴史がずっと続いているので、OB会の方々が定期的に特別講義をしてくださったり、イベントに協力してくださったりしています。ちなみに今度のイベントにはSDGsの講座で西川きよし師匠がいらっしゃってくれて、繋いでくれたのはその社長の一人だったりします。
寺内:うちのきよしをお願いしますね。
小林:やめなさい(笑)。本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
次回の『おうえんしナイト』は大阪経済大学潜入取材の後編としてランパンプスが大学一年生2名と座談会をしている様子をお届けします。創発の精神を伝える大経大で学ぶ大学生のリアルな声を聞いていきます。ご期待ください!
<大阪経済大学>
住所:〒533-8533 大阪市東淀川区大隅2-2-8
TEL:06‐6328-2431
HP:https://www.osaka-ue.ac.jp
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