キャスターの辛坊治郎が3月14日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。警視庁に2022年、落とし物として届けられた現金が統計の残る1940年以降で最多の40億円近くに上ったことについて、「高齢者がたんす預金のまま亡くなっている」と解説した。

※イメージ
警視庁に2022年、落とし物として届けられた現金は約39億9700万円に上り、統計が残る1940年以降、最も多かったことが分かった。
辛坊)このニュースには社会的な背景があります。どうやら現金をたんす預金にしたまま亡くなる高齢者が相当数いらっしゃるようなんです。たんす預金の現金が警察に届けられ、それを積み上げていくと約39億9700万円あったようです。ですから、路上に落ちていた現金がそれだけの額に上っているというわけではないようです。
1月30日にも札幌市北区の資源ごみ回収施設内で、資源ごみの中から現金1000万円が見つかりました。その後、「自分の物ではないか」と問い合わせる人が次から次へと名乗り出ています。現金には持ち主の氏名が書いてあるわけではないので、最終的に誰の物か判断するのは難しいでしょうね。