キャスターの辛坊治郎が4月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。インターネット上の通信販売サイトに表記された「¥」マークを巡り、日本円だと思い決済したにもかかわらず、中国人民元で換算して請求されるトラブルが相次いでいることについて、「国際的にどちらも同じマーク。皆さん、気を付けて!」と注意を喚起した。

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辛坊)皆さん、インターネット上の通信販売サイトで買い物をする際には、気をつけてください。通販で日本円だと思って決済したら、約20倍の金額が請求されるということが現実に起きています。これ、かなり問題になっています。
日本円は「¥」マークで表記されます。ところが、中国人民元も同じ「¥」で表記されるのです。このため、例えば「¥1000」と表記されていた場合、日本円で1000円だと思って決済すると、実際には中国人民元だったために約2万円が請求されてしまうんです。同様のトラブルが相次いでいます。
「¥」に定めたのは日本のほうが早いはずです。明治時代から「¥」を使っていますから。これに対し、中国人民元は少なくても中華人民共和国が建国して以降の1940年代以降です。しかし、国際的には現在、日本円も中国人民元も同じ「¥」で通用してしまっています。「どうにかしろ」と思うのですが、どうしようもありません。