キャスターの辛坊治郎が7月19日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。中国在住の知人である日本人の体験談や、中国国内で行うテレビの生中継を例に挙げ、「中国政府は本気で監視している」と指摘した。
辛坊)今から20年前に中国で取材したときにお世話になった方と今週、20年ぶりに連絡をとった際に伺った話をします。その方は中国語のエキスパートで、中国でガイドをしていた日本人です。大学の教授のようなこともしています。その方が、中国で会社を運営する際のリスクについて論文を書いたんですね。「どうせ、読む人間はいないだろう」と思っていたら、その論文を出した途端に、それまで使えていた中国国内の銀行口座や携帯電話などが全て使えなくなったそうです。中国政府は本気で監視している証しです。
話は変わりますが、北京で民間放送局が生中継するときには、中国国営中央テレビ(CCTV)の回線を必ず使わなければなりません。ですから、その生中継は中国側に全てモニターされています。生中継で中国に批判的なこと言った途端に、電波は切られてしまいます。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)