キャスターの辛坊治郎が7月26日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。総務省が26日付で発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査(今年1月1日現在)で、1972年の沖縄本土復帰以降の調査では初めて全都道府県で日本人の人口が減少したことを巡り、「東京が少子高齢化の象徴だ」と指摘した。

※イメージ
総務省は26日、住民基本台帳に基づく2023年1月1日現在の人口動態調査を発表した。日本人の人口は1億2242万3038人で、前年から80万523人減少した。1972年に沖縄が本土復帰して以降の調査では初めて全都道府県で日本人の人口が減少した。また、65歳以上の高齢者人口も調査開始以降、初めて減少した。
辛坊)発表によると、全都道府県で日本人の人口が減少したということです。東京ですら減り始めているという非常に深刻な状況になっています。実は、東京はいわゆる生産年齢人口という現役世代の比率が全国で最も高いんです。それでも65.17%です。
その東京の最大の問題は、1人の女性が生涯に産む子供の数が全国で最も少ないことです。つまり、東京は全国から若い人たちをたくさんかき集めてくるのだけれども、次の世代を生み出さない場所なんです。その意味では、日本の少子高齢化の象徴だといえます。東京を治めている皆さんには、少子高齢化を何とかしなければまずいと自覚してほしいです。