外交評論家で内閣官房参与の宮家邦彦が9月18日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。大阪・関西万博について解説した。
大阪・関西万博
2025年の大阪・関西万博に向け、自見英子万博担当大臣が9月17日に就任後初めて大阪市を訪問し、会場の予定地を視察した。自見大臣は「目の前の課題がたくさんあることは承知しているが、夢と希望に溢れる素晴らしい万博にしたい」と述べ、関係機関と連携し、成功に向け取り組む意向を示した。
大成功に終わった1970年の大阪万博から53年
飯田)会場建設費の上振れや、着工数の少なさなども指摘されています。
宮家)最初に大阪で万博が開催されたのは1970年です。当時、私はまだ高校生でした。1人で万博会場へ行き、アメリカ館の「月の石」を見ようとしたのですが、とにかく混んでいて入り口で萎えてしまった記憶があります。あれからもう53年になるのですね。
飯田)そうなりますね。
宮家)その後日本では国際博覧会が何度かありましたが、1970年当時のような興奮はもうないかも知れません。しかし、大阪が元気になることは大事だと思います。この万博が成功することを願っています。
飯田)日本では、その後もいろいろな万博がありましたね。
宮家)愛知でも開かれましたし、沖縄でも海洋博がありました。それなりの効果はあったと思いますが、1970年のような動員数になるのは難しいかも知れません。
飯田)予定地をどうするのかなど、いろいろな話も出てきています。
宮家)建物もこれから建つかどうかなど、いろいろと言われているようですね。
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