9月24日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、原作・サンドロビッチ・ヤバ子、作画・MAAMによる作品『一勝千金』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『一勝千金』をピックアップ。ケガで引退せざるを得なくなった格闘家、ジムに通っていたところから極道の世界へ行ってしまった貧乏組長、裏の世界と繋がっている汚職警察官の女子3人が、一攫千金を夢見て女子専門の裏格闘団体運営『戦乙女(ヴァルキュリア)』を立ち上げるところから物語が始まる。
今回は吉田が、バーチャルライバーのシェリン・バーガンディをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「史上“最ヤバ”キャラかもしれない本郷姫奈」。
1話で格闘を始める、本郷姫奈っていうキャラクターが出てくるんですけど。第1巻の表紙に出ている、ピンク髪のかわいい子なんですよ。そのかわいい子が格闘技の天才で、どうやら強い……っていう、ここまでは、今までのマンガにもあるパターンなのですが。このかわいい子が、格闘家・組長・汚職警察官の3人に対して、主導権を握っちゃってるんです。格闘技が強いのもあるんだけど、そもそもメンタル的にヤバいヤツなんですよ。あんまり細かいことを言うとネタバレになっちゃうんだけど、「もしかしたら史上最悪の犯罪を犯したかもしれない集団の裏のボスは、どうやらこの子なんじゃないか?」みたいなことなの。しかも、大体ボスって戦わないじゃない?でも、戦ったらマジで強くて、メンタルもヤバいっていう。「こんなキャラ作ったんだ!」っていうところから、スタートするんです。
シェリン:なるほどね……!
吉田:おすすめポイントその2は「格闘がめっちゃ本格的」。
『ダンベル何キロ持てる?』の原作のサンドロビッチ・ヤバ子さんという方が、描いてらっしゃるんですが。この方が、今まで描いていた作品によると、格闘技歴15年以上なんです。さらに、編集担当の小林さんも、格闘技歴19年とかなんですって。なので、格闘マンガで格闘シーンが出てくると、2人が実際に戦ってみせるらしいです。だから、この作品、格闘シーンの迫力が普通じゃないんですよ。女子格闘技なんだけど、めちゃめちゃ痛そうだし迫力がある。必殺技系も、本当に人間ができそうなので怖いっていう技になってるんですよ。
シェリン:へぇ~!
吉田:おすすめポイントその3は「『ケンガンオメガ』『ダンベル何キロ持てる?』と同じ世界観」。
(同作者による)『ケンガンアシュラ』がアニメになっていたので、そちらをご存知の方もいるかもしれませんが。『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』も裏格闘の話が出てきたりするし、『ダンベル何キロ持てる?』は、女子がめちゃめちゃ体を鍛えていたりするんですけど。そことの共通点が、ちょこちょこ出てくるんです。今回の作画はMAAMさんという方で、『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』は、だろめおんさんという、また別な方が絵を描いているんですが。原作者が同じで世界が繋がってるって、そういうマンガは珍しいんですよね。
『一勝千金』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は第1巻が発売中で、最新話はマンガが読めるアプリ『マンガワン』で楽しめる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!