ニッポン放送『黒木瞳のあさナビ』に京都大学iPS細胞研究所・名誉所長 山中伸弥教授が出演する。
『黒木瞳のあさナビ』10月16日(月)~20日(金)午前6時41分~6時48分
ニッポンと世界の今が分かる朝のニュース番組、ニッポン放送『飯田浩司のOK!Cozy up!』(月~金 午前6時~8時)の中で、6時41分から放送している『黒木瞳のあさナビ』。ナビゲーターの黒木瞳が、エンタメ界、ビジネス界、スポーツ界のほかジャンルを問わずその道のプロフェッショナルをゲストに迎え、バラエティーに富んだ話を訊く人気の番組だ。
「失敗の中にチャンスがある」「失敗を共有することが大事」……ビジネスにも人生にも役に立つ金言
10月16日(月)からの1週間は、京都大学iPS細胞研究所・名誉所長で2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授を迎え、「再生医療の未来」をにぎるiPS細胞の話を中心に様々な話を訊いていく。
今年ノーベル生理学・医学賞を受賞したカタリン・カリコ氏との知られざる関係のほか、自身がノーベル賞を受賞した時のエピソードも披露。カリコ氏が携わった「新型コロナウイルスのmRNAワクチンの開発」と「iPS細胞」には大きな関わりがあったことも明かす。
iPS細胞とは何か?「黒木さんからも作ることができます」という山中教授に、黒木も興味津々。「再生医療はたくさんの病気で臨床試験を行う段階に来ている」との説明に、真剣に聞き入っていた。
再生医療の最前線に立つ山中教授は現在の研究課題について、「生命の根幹にかかわる現象」と説明。このほかにも、“研究者の資質”として、「数学と物理が得意で、数学は解けない問題はないと思っていた」という教授の幼少期の頃の話、iPS細胞の研究を始めるきっかけとなった話や、研究者にとって大切なものは何か、といった話も披露する。「失敗の中にチャンスがある」という山中教授に、黒木も共感し、大きく頷く場面も。
さらにラグビー部に所属していた経験を持つ山中教授は「“ONE TEAM”は研究にも通じる部分がある」と、「ポジション、役割分担がはっきりしているが、いかにチームとして助け合うことができるかが大切」とラグビーと研究職の共通点を語る。
山中教授は、研究には長い年月と莫大な資金がかかることに、国からの資金援助に加え、寄付による継続的な支援も訴えた。多くの患者を救うために、尽力したいとする山中教授に対し、黒木も「一日でも早く山中教授の活動などによって、多くの患者さんが救われる日が来るといいと思う」と山中教授の活動を応援していた。
今を生きる全ての人にとって勇気が沸いてくる話となっている。
■番組タイトル:ニッポン放送『黒木瞳のあさナビ』(飯田浩司のOK!Cozy up!」)内
■放送日時:2023年10月16日(月)~20日(金) 午前6時41分~6時48分
■放送局:ニッポン放送(FM93.0/AM1242/radiko)/全国ネット
■ナビゲーター:黒木瞳
■ゲスト:山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所・名誉所長)
■番組HP:https://www.1242.com/asanav/
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳