元NHKで現在フリーの武田真一アナウンサーが10月17日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、辛坊と対談。NHKを辞め、民放で仕事をするようになって驚いたことについて、「CMがあることです。初めて資本主義社会に足を踏み入れた感じでした」と明かした。
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武田真一アナウンサー
辛坊)NHKを辞め、民放の仕事をするようになって驚いたことはありますか。
武田)CMがあるということですね。辛坊さんたちのように民放で仕事をされている皆さんにとっては、ものすごく当たり前のことかもしれませんが…。
辛坊)NHK時代には、商品名についてはどの程度、気を遣っていたのでしょうか。
武田)NHK時代は、ほとんど言う機会はありませんでした。経済ニュースなどで、よほど特定の商品名を言わないと視聴者に伝わらないケースを除いては、ほぼ言う機会はありませんでしたね。
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武田真一アナウンサー、ニッポン放送・増山さやかアナウンサー、辛坊治郎
武田)ただ、民放は逆にスポンサーとの兼ね合いが厳しいです。私は当初、そのあたりの塩梅がよく分からず、言ってはいけない商品名をうっかり言いそうになったことがあります。山ちゃん(自身がMCを務める日本テレビ系ワイドショー「DayDay.」で相方MCの山里亮太さん)にも「気をつけて」と注意されてしまいました。初めて資本主義社会に足を踏み入れたような感じでした。
辛坊)旧ソ連崩壊後のロシア人みたいな感じですね。
武田)そうですね。そういうギャップはありました。