キャスターの辛坊治郎が3月14日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。16日に金沢-敦賀間が延伸開業する北陸新幹線について、京都、大阪方面の着工は見通しが立っていないことを巡り、「敦賀と東海道新幹線の米原をつなぐ環状ルートで『新巨大山手線』にするのが賢い」と持論を展開した。
JR西日本の長谷川一明社長は16日に延伸開業する北陸新幹線の金沢-敦賀間について、「北陸応援割」などと合わせ、観光需要を喚起して能登半島地震からの復興につなげていきたいという考えを示した。また、敦賀から大阪方面の着工の見通しが立っていないことについて、「関西につながってこそ初めて国土軸を形成する重要なインフラとしての役割を果たす」と指摘。「国、自治体、JR西日本を含めて議論を進めていく」と語った。
辛坊)今、問題になっているのは北陸新幹線を敦賀からどのように京都、大阪方面へつなげるかです。そのルートが決まらず、もめています。私は、関西人としてはあり得ない1つの提案をしたいです。
敦賀と東海道新幹線の米原をつなげましょう。敦賀-米原間の距離は50キロもないと思います。特に滋賀県長浜市あたりは土地が平らなので、線路を通しやすいはずです。敦賀の手前に山がありますが、そこはトンネルを10キロほど掘りましょう。そうすれば、巨大な環状ルートが出来上がります。
どのようなルートで、いつつながるかが分からない京都、大阪方面を目指すよりも、敦賀と米原をつなぎ、右回りでも左回りでもぐるっと1周できるようにするほうが賢いです。「新巨大山手線」のようなイメージです。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)