キャスターの辛坊治郎が8月31日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。北陸新幹線の延伸区間、金沢―敦賀の延長約125キロが2024年3月16日に開業することになったことを巡り、「関西には何のメリットもない不便だ」と持論を展開した。
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金沢駅ホームに停車する北陸新幹線「かがやき」 撮影日:2015年09月03日 写真提供:産経新聞社
JR東日本とJR西日本は、北陸新幹線の延伸区間、金沢―敦賀の延長約125キロについて、2024年3月16日に開業すると発表した。東京から敦賀まで直通する「かがやき」と「はくたか」は1日14往復で運行する。東京―福井間の所要時間は最短で2時間51分と、これまでより30分余り短縮される。
辛坊)大阪から金沢へ行くトータルの時間がすごく短くなるならいいのだけれども、わずか22分の短縮になるだけです。しかも、敦賀で乗り換えなければならず不便で、関西には何のメリットも感じません。
東京―敦賀間を先に開業させるなんて、この延伸はやたらと東京の人たちに媚びていませんか。新大阪―敦賀間の開業は2046年が予定されていましたが、着工時期は遅れる見通しです。