2/1はフレイルの日!たんぱく質摂取の重要性とは?

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好きなアナウンサーランキングで1位を獲得し、2024年春にフリーとなったアナウンサー歴30年の藤井貴彦がパーソナリティを務めるラジオ番組『藤井貴彦 Saturday Night Buzz』。
2/1(土)19:00~の放送回では、2/1が「フレイルの日」に制定されていることにちなんで、フレイルについて特集した。
ゲストには、国立長寿医療研究センター 理事長特任補佐/桜美林大学 客員教授の鈴木隆雄氏を招き、藤井貴彦、番組パートナーの新行市佳アナウンサーと、フレイル対策についてリスナーとともに考えた。

2/1はフレイルの日!たんぱく質摂取の重要性とは?

「フレイル」とは、歳をとって心身の活力が低下した要介護手前の状態を指す言葉。
高齢者だけの問題ではなく、中高年においてもその兆候が確認されるケースがあり、早めの対策を講じることが重要とのこと。

★フレイルの簡単なセルフチェック
(参照:「Sakata S and Arai H. Geriatr Gerontol Int. 2020;20(10):992-993」より作図。)

2/1はフレイルの日!たんぱく質摂取の重要性とは?

※プレフレイル…フレイル(歳をとって心身の活力が低下した要介護手前の状態)の前段階
参照:2025/01/30 プレフレイルの症状とチェック方法:フレイルになる前に予防する対策 - 健康リテラシー向上委員会

鈴木氏いわく、フレイルを予防するためには①栄養②身体活動③社会参加の3つが重要とのこと。その中でも「栄養」面のケアは健康を維持する上で重要で、バランスの良い食事を心がけることが大切と語った。
特に「たんぱく質」を摂取することは、筋肉の維持に繋がり、積極的な摂取が望ましいとのこと。
たんぱく質は、水分に次いで身体の重量に占める割合が高く、およそ身体の1/6はたんぱく質が構成している。筋肉を構成するアクチン、髪の毛を構成するケラチン、皮膚を構成するコラーゲン、血液中で酸素を運搬するヘモグロビンなど、たんぱく質を摂取することが、健康寿命を延伸させるための対策に繋がる。

摂取にはさまざまな方法があるが、中でも、調理いらずで簡単に乳たんぱくを摂取できる、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品は、摂取エネルギー中のたんぱく質の比率を増やすことに繋がるためおすすめとのこと。
牛乳は、コップ一杯で約7gの乳たんぱくを摂取することができ、1日あたり+10g程度の摂取を目指すことが重要と語った。

2/1はフレイルの日!たんぱく質摂取の重要性とは?

(参照:2025/02/01 つづけて、いいこと 乳たんぱく|株式会社 明治)

藤井貴彦と新行市佳アナウンサーも、「たまにこういう真面目なトークがあると時間があっという間に感じる」と語るほど、フレイル予防の話題で番組は大盛り上がりとなった。

2月1日放送の『藤井貴彦Saturday Night Buzz』は、radikoのタイムフリーで1週間後まで配信中。
また、鈴木隆雄氏を招いたゲストコーナーは、後日ポッドキャストでの配信も予定している。
番組を聴いて、フレイル対策に役立つ情報をキャッチしていただきたい。

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