今夜から、プロ野球はセ・パ両リーグの交流戦がスタート!ますます、熱くなるペナントレース。やはり野球はいいですね。
そんな野球界で将来のスーパースターとして期待が集まるのは高校2年生になった早実の清宮幸太郎内野手でしょう。
29(日)長野で行われた松商学園との招待試合では、2試合で3本塁打。現在、高校通算で47本塁打。
この47本という数字がいかにすごいかというと、元ヤンキース、松井秀喜さんの星陵高時代が通算60本塁打。
このペースで行くとゴジラを上回るのは、もう時間の問題だというんですね。
春の東京都大会では背番号8でしたが、今は3番に。
1塁からセンターへコンバートされ、新たな可能性を見出しましたが、現在は、肩を痛め再び、1塁を守っている。
でも、以前より守備力が上がったともっぱらの評判。
で、本塁打のペースは落ちることがない。
「そういう欲はあまりない。」加えて、「すべてのことが夏の甲子園につながってほしい」
と、しっかり目標を定めています。
その中で異例といえば、すでに担当記者が徹底マークしていることです。
スポーツ紙には清宮担当がいる。
父で、ヤマハ発動機ジュビロの克幸監督は、清宮が中学時代、話題になると、「皆さん、騒ぎすぎですよ。」と言っていた。
しかし、最近は「高校になってこんなにすごい選手になってくれるとは想像しなかった。スポーツマスコミの皆さんが正解です。」と話しているらしい。
さらに、一方で、文武両道を実践するのが野球部員のつとめと、初等部から持ち上がりといっても学業もおろそかにはしない。
偏差値70を下回らないように自宅で猛勉強強の毎日だそうです。
一方、父清宮監督は清宮が幼い頃から「世界一になれ」といい続けてきたとか。
他にも、
「人から聞かれたら、絶対、頑張りますとはいうな。そんな受け答えをしていたら小さなことしかできない人間になる」
と教育を受けてきた。
清宮を取材する記者は一様に「きちんとしている。今どきの16歳とは思えない」と大絶賛。
ちなみに、早実野球部では毎年1月にOB総会が行われ、ソフトバンク・王会長の顔がかならずあります。
そこでは、世界の王とはいうものの、1学年でも上の先輩は、「王」と呼び捨てにするくらい上下関係がしっかりしている。
怪物と異名をとる清宮も特別扱いはありません。
地道に努力を重ねるタイプだけに、日本ハム・中田翔の大阪桐蔭高時代の87発を更新するのではないでしょうか。
(原文)青木政司
5月31日(火) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」