海を滑るように進もう!~ スタンドアップパドルボード ~
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海の上を、サーフボードのようなボードに乗って、パドルを漕いで進んでいく。
そんな光景を、皆さん見たことはありませんか?
これは、 スタンドアップパドルボード(通称SUP) というマリンスポーツです。
「やってみたいんだよねぇ~」という方、多いのではないでしょうか?
サーフィンやボディーボードは難しそうだし・・・でも、波に乗ってみたい・・・・
そんな方々の目に入ってくるのが、この《SUP》でしょう。
5/5 お台場で行われた ビーチスポーツフェスティバルで、日本スタンドアップパドルボード協会の原良一理事長と委員の皆さんに、色々と教えて頂きました。
歴史は、ハワイのサーファーが、大きなサーフボードの上で、パドルを使い漕ぎ始めたことが始まりと言われています。
《SUP》人口の多い神奈川県の湘南地域では、サーファーの人が多いのかと思ったら、船、ヨットやカヌー、釣り人などが《SUP》をやっているそうです。
道具は、ボードとパドル、あと水に落ちた時にボードがどこかに行かないようにするコードくらい。
スタンドアップパドルボードで使われるボードは、大きく、浮力の強いものです。
メーカーによっては、厚みを持たせて安定させたり、スピードが出やすい形にしたり、持ち運ぶのに便利な空気を入れるエアボードだったりと、色々な種類が発売されています。
【ボードとパドル】
5/5にお台場で行われた「ODAIBA ビーチスポーツフェスティバル」でも、体験会が行われましたが、これが大人気!あっという間に定員が満員になりました。
私も体験させてもらいましたが、乗るまでの順番的には
【ライフジャケットをつける】
○ライフジャケットを着ましょう。
やっぱり水が相手ですから、何が起こるかわかりません。ライフジャケットは着ましょう。
特に、お子さんが乗る時には必ず着させてください。
○まずは体操
やっぱり運動ですからね、落ちる事もありますし、しっかりと筋は伸ばしましょう。
○続いて、地上でレクチャーを受けます。
ボードへの乗り方、そこからの立ち方、パドルの置き方、持ち方など
【乗り方のレクチャー】
○ボードを持って入水。
膝ぐらいの水位まで押していきます。
○膝立ちで乗ります。
慌てず行きましょう。慌てるとバランスを崩してドボンしますよ。
この時パドルは膝の前に、横置きしましょう。
【立ってみましょう】
○膝立ちでパドルを漕いで、慣れたら立ってみましょう。
立ってバランスをとるときのコツは、少し膝を曲げる事、これでパドルを漕げばOKです。
○パドルを漕いで、進んでみましょう。
前に進むときは、パドルを左右順番に入れてまっすぐに、曲がる時は、曲がりたい方向にパドルを入れて、動かさない。
動かさないと、抵抗が大きくなって、グゥ~っと曲がります。
浮力が強いので、そう簡単にドボンしないと思いますが、「落ちたくない」と思うと、腰が引けてしまいます。
そうすると、バランスをとったり難しくなりますから、なるべく水着を着て、2・3回、ドボンするくらいの心持でトライすれば、本当に楽しいです。
*感想は、筆者の体験からの感想です。
ちなみに上手い人は、サーフィンのように、大波に乗ったりしています。(ハワイとかね)
その他、波に乗る以外にも、《SUP》で釣りをしたり、ヨガをする人がいるそうですよ。
日本スタンドアップパドルボード協会のHPをみると、そんな強者の写真がたくさん載っています。
ちなみに、日本スタンドアップパドルボード協会を始め、日本各地、海、湖などで、各種協会や、アウトドア用品のメーカー、サーフボードショップなどが企画した、体験会などが行われています。
都心でも、お台場のお店が体験会をしていますよ。
ぜひ、この夏、SUPデビューしてみてはいかがでしょうか?
(よこい)