リオデジャネイロオリンピック!注目されるのは、何も選手ばかりではありません。
毎回オリンピックになると早く泳げる水着だとか、物凄く変化するサッカーボールだとか、「スポーツ用具」の開発が話題となります。
そこでけさのやじうま好奇心は、今回のオリンピックで活躍する「道具」に迫っていきます。
リオオリンピックでは「治安の問題」や「ジカ熱の問題」など取りざたされていますが、「水質汚染の問題」もあります。
一番汚染がひどいと言われているのが「セーリング会場」になっている「グアナバラ湾」。
リオ在住の生物学者の話ではリオに住む1,200万人分の下水がそのままの状態で流れ込んでいて、その生物学者は「グアナバラ湾を『巨大なトイレ』」と呼んでいる。
そこでアメリカのボート協会は対策に乗り出した。
フィラデルフィア大学の繊維エンジニアに依頼して転覆して海に落ちた場合を想定して「水」をはじくユニホームの開発に成功したそうです。
このユニホームは生地が二層になっていて、一層の生地には水をはじく素材、もう一層は抗菌加工が施されている素材でできているそうです。
続いては競泳日本代表のゴーグル。
顔にピタっとおさまる、面白いスイミングゴーグル。
これは墨田区の「タバタ」という会社が顔に凹凸のない日本人向けに開発した「VIEW」という商品で、日本代表選手13人が使っています。
最後は「卓球台」。
今回、千葉県の三英という会社が作っている卓球台が1992年のバルセロナ大会以来24年ぶりに採用されているんだそうです。
通常卓球台のテーブル部分の板は大小様々な板を固めて圧縮して作るため、内部に隙間が出来てしまう。
しかし今回、オリンピックで使われている卓球台は薄い板を13枚重ねているため、隙間が出来ず、どこで球がはねても、バウンドが均一になるそうです。
ちなみに、1台のお値段はおよそ75万円だそうです。
写真提供:産経新聞社、他
8月8日(月) 高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より