人は不幸を味わうほど、人の痛みに敏感になれるもの 【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】 第41回 By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2016-09-22 更新:2020-01-12 コラム瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」 わたしが親しみと友情を感じるのは、迷わない女、道を誤らない女ではなく、 心に罪を感じ、過ちに傷つき、愚かな涙を流しつくしたような女です。 小説とは、そういう人たちに読まれたいために書かれるものなのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫 ツイートする シェアする 送る はてな