今日の新聞見ると、ハリルホジッチ監督、どうも女々しいですね。
「本田のパフォーマンスがもっとよければ、この試合は勝てたと思う。引き分けで勝ち点1、というよりも勝ち点2を失った感じがする。」
と言い捨てたということです。
昨日のオーストラリア戦は、4年ぶりに本田の1トップ。
「9日の紅白戦で突然、いわれた。」
と明かしています。
ぶっつけ本番のようなものだったとのことです。
それでも、原口の先制点は、本田のスルーパスから生みだしたもの。このあたりは、さすがでした。
1トップといえば、聞こえがいい。しかし、1人がボールキープをしなければなりません。
2010年、ワールドカップ南アフリカ大会で、岡田監督はこの戦術でベスト8入り。よく考えてみてください、あの時のことを。
予選から、ゴールを奪える選手を模索したがさっぱりでした。
打つ手がなくなり、苦肉の策で本田を1トップに据えたら大当たりだったのです。ただし、超がつくほどの守備的な戦術。
「おれがやると、ゼロトップになる。そこが良さかもしれない。」
と本田は言いますが、オーストラリアではチームはもちろん、観客まで驚いていました。
ハリルホジッチ監督、本田に命じておきながら、
「本田のパフォーマンスがもっとよければ。」
という、その言いぐさはないだろうと、どうにも人気の上がらない監督であることは間違いないようです。
最近、マスコミやファンからハリルホジッチ監督の解任が叫ばれていますが、これも自然の流れでしょうか。
でも、日程を見ると年内もまだあるし、来年もあります。
どこでどうなるかはまだわかりません。
どうもサッカーファンは性急に「監督の首を切れ」と騒ぐようです。
さて、最後に本田です。
所属するACミランへ戻れば、前途多難。
契約は来年の6月まで残っているものの、冬の移籍市場がスタートすれば、必ず名前がクローズアップされるでしょう。
チームにいても、絶望。
30歳という年齢からも、レギュラーへ返り咲くことは不可能です。
本田が現地のマスコミとコミュニケーションがうまくいっていないのは、イタリア語を話さないから。
長友はイタリア語をよく話すし、陽気でイタリア人に好まれる性格。
そこへいくと本田は話さず、いつも内にこもっているような雰囲気があって、どうも人気が沸かない。
わかりやすくいえば、女子ゴルフで、本国韓国以上の人気の集めるイ・ボミが、ここまでになったのは、その愛くるしさもありますが、日本語でコミュニケーションを必死にとっているから。
何しろ、3年ぶりに出場した韓国ツアーで、「日本語で答えた」そうです。
10月12日(水) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」