豆乳って何?説明できますか!?【鈴木杏樹のいってらっしゃい】
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『豆乳』は“大豆を原料とし、お豆腐として固める前の状態・乳液状のモノ”のことを言います。
豆乳は『日本農林規格(JAS規格)』では、大きく『豆乳』、『調製豆乳』、『豆乳飲料』の3つに分けられています。
この違いですが、製品から水分を取り除いた残りの成分、つまり“大豆の固形分”がどれ位、含まれているのか?だそうです。
『豆乳』は“大豆の固形分が8%以上のもの”のことです。大豆を水に浸したり、蒸したりした後、すりつぶして絞った状態のものが『豆乳』です。何も味付けしていないので、『無調整豆乳』とも呼ばれています。
『調製豆乳』は“大豆の固形分が6%以上のもの”のことです。無調整の豆乳に、お塩やお砂糖など少々加えて飲みやすくしてあります。
この『調製豆乳』に、果汁や紅茶(フレーバー)などで味付けしたものが『豆乳飲料』です。同じ『豆乳飲料』でも“果汁入り”の場合は“大豆の固形分が2%以上”“果汁以外のものが入った”場合は“大豆の固形分が4%以上”と決められているそうです。
音では『無調整豆乳』も『調製豆乳』も、どちらも同じように“ちょうせい”と聞こえますが、字で書くと違います。(『調整』は“調子の悪いモノを整えて、基準や正常の状態にする” 『調製』は“注文や好みに応じて作ること”という意味です)
『豆乳』、『調製豆乳』、『豆乳飲料』のそれぞれの違いはパッケージに明記されている表示で、見分けることが出来ます。
(2016/10/10放送分より)
スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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