自分の存在の相(すがた)を孤独なりと言いきれる人にだけ、自然は心を開き、ことばをかわし始めます。
西行も芭蕉も流浪の旅をしました。川も山も木々も草も、旅の途上にあるものは、人格をもって行手に待ち、なつかしくよりそい、やがては涙をたたえて見送ってくれていたのではないでしょうか。瀬戸内寂聴
撮影:斉藤ユーリ
自分の存在の相(すがた)を孤独なりと言いきれる人にだけ、自然は心を開き、ことばをかわし始めます。
西行も芭蕉も流浪の旅をしました。川も山も木々も草も、旅の途上にあるものは、人格をもって行手に待ち、なつかしくよりそい、やがては涙をたたえて見送ってくれていたのではないでしょうか。瀬戸内寂聴
撮影:斉藤ユーリ