愛犬が満20歳に。 長寿の秘訣は。幼いころのあの習慣!【わん!ダフルストーリー】

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■出会いは20年前。子どもたちのために迎えたパピヨン

子犬の頃のチーズ

子犬の頃のチーズ

宮城県仙台市の自営業・宮井信吉さんの愛犬・パピヨンのチーズは、2016年10月に丸20歳の誕生日を迎えました。
「まさかこんなに長生きしてくれるとは思いませんでした」と喜ぶ宮井さん。
チーズは今年に入ってから少し弱って排泄にも介助が必要になりましたが、食欲はあり、宮井さんと奥さん、そして娘さんと一緒に穏やかな生活を続けています。

宮井さんとチーズとの出会いは今から約20年前。当時まだ小学生だった2人の子どもたちが、近所の人の犬を怖がる様子を見て「動物に慣れさせなくては」と思った宮井さんが、知人から生後間もないチーズを貰い受けたのです。
チーズという名前を付けたのは、子どもたち。チーズを飼い始めたことによって、子どもたちは犬を怖がることもなくなり、すっかり犬好きに。特にお兄ちゃんとの相性は抜群で、チーズはまるで弟のような存在になったそうです。

「子どもたちが犬をはじめ生き物を好きになってくれたのはチーズのおかげ。今も子どもたちとチーズは特別な絆で結ばれていると思います」と宮井さん。

■丈夫な足腰が長寿の源!

宮井さんと子犬の頃のチーズ

宮井さんと子犬の頃のチーズ

チーズを可愛がっていたのは、子どもたちだけではありません。もともと犬好きだったという宮井さんも、チーズにメロメロに。

「まだチーズが子犬のころ、仕事に向かおうとしてふと振り返ると、一人家に残されたチーズがカーテンの隙間からこちらをじーっとみているんですよ。その淋しそうな顔をみたら可哀そうになってしまって、仕事場に連れていくことにしました。以来、チーズは毎日、私と一緒に出勤し、昼間は仕事場で一緒に過ごしています」とのこと!

「最近は寝てばかりですが、若いころは来客がある度に吠えて知らせてくれて、とてもよい番犬でしたね」。

毎日の散歩も宮井さんの担当でした。チーズが若い頃は、毎日たっぷり1時間ほどかけて散歩をさせていたそうです。

「当時は丘の上に住んでいたので、散歩は坂の上り下りを含む起伏に富んだコースでした。あのコースを毎日歩いたおかげで、チーズの足腰は随分強くなりましたね。今、チーズがこんなに長生きができているのは、あのころにしっかり体を鍛え、足腰が丈夫になったからではないかと思っています」。

■宮井さんとチーズのビックリ事件!

大好きなドライブへ!2010年ごろ

大好きなドライブへ!2010年ごろ

こんな風に仲睦まじく暮らしていた宮井さんとチーズでしたが、数年前のある日、驚きの事件がおきました。
いつも事務所から家に戻る際、宮井さんが車の運転席側のドアを開けてやるとチーズが飛び乗って、助手席の定位置に座るのがお決まりのパターンでした。しかし、その日に限ってチーズはなぜか助手席に行かず、運転席で停止。
そうとは知らない宮井さんはてっきりチーズがいつも通り助手席に座っていると思い込んだまま、運転席に乗り込んでしまいました。その途端「キャン!」という泣き声!そう、かわいそうなチーズは宮井さんの下敷きになってしまったのです!慌てて獣医師の診断を受けると、チーズは足の骨を脱臼してしまっていました。

「骨折はしていなかったので安心しましたが、あのときは肝を冷やしましたね。おそらく、チーズもあのころから少しずつ老化現象が始まっていて、前ほど機敏に動けなくなっていたんでしょうね。飼い主はいつも一緒にいるので犬の変化には気づきにくいもの。でも犬は言葉が話せないわけですから、飼い主が犬をしっかり観察して、ちょっとした変化にも気づいてあげなくてはいけないんだということを痛感した出来事でした」。

■1日でも長く、一緒に

最近、チーズは毎晩、宮井さんの枕もとで眠っています。自力で立ち上がれなくなったチーズの排泄を介助するためです。
「尿意を催すと、必死で立ち上がろうとしてもがくんです。枕元で眠らせていれば、その気配にすぐ気づいて、外に排泄につれていけますから安心なんですよ」と宮井さん。多い日は一晩に何度も起こされることがあるといいます。

7歳の頃のチーズ、仕事場の番犬として活躍していました

7歳の頃のチーズ、仕事場の番犬として活躍していました

最近は眠っていることが多くなりました

最近は眠っていることが多くなりました

長寿の秘訣は強い足腰!

長寿の秘訣は強い足腰!

「もちろん、眠いですよ。でも、チーズはうちの家族ですから、助けるのは当たり前。夜中に何度起こされても苦にはなりません。犬を飼う以上最後まで責任を持つのが我々飼い主の務めだと思っています。ただ、正直言ってこんなに長生きしてくれるとは思っていませんでしたから、本当に嬉しいです。20年もずっと我が家を見守ってくれているんですから、チーズには『ありがとう』の言葉しかありませんね」。

今日も安心しきった表情で、のんびり1日を過ごすチーズ。宮井家で過ごした20年の日々をゆっくりと思い出しているかのようです。

「普通に考えると、チーズが天国に旅立つのも、そう遠い日ではないと思います。その日が来るまでチーズと一緒の時間を大切に楽しみたい。今、望むのはそれだけです」と宮井さん。宮井さんの愛情に包まれて今日ものんびりと過ごす、チーズ。

宮井さんとチーズのこの穏やかな毎日が、1日も長く続くよう、願わずにはいられません。

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  わん!ダフルストーリー Vol.39


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