あさってからは、大関・豪栄道の綱取りがかかった大相撲九州場所が始まります。
そこで、福岡で取材をされている元力士で、スポーツ報知や相撲雑誌でも連載されている日本相撲協会公認の相撲漫画家・琴剣淳弥(ことつるぎじゅんや)さんにお話をうかがいます。
ズバリ豪栄道はどんな調子ですか?
琴剣)絶好調。優勝で目覚めたような気がします。今までの「当たって引く」という悪い癖がなくなりました。
※5日の連合稽古では、稀勢の里に3勝1敗、琴奨菊に6勝1敗と大きく勝ち越し。9日の稽古では横綱の日馬富士に10勝4敗。高安には4戦全勝で、照ノ富士には6勝5敗。
実は、豪栄道関と師匠の境川親方は運命的な出会いでした。境川親方が以前、占いをしてもらった時に「2年後『豪』という名前の付く人に出会う。その人を大切にしなさい」と言われたそうなんです。実際、その2年後に出会ったのが「澤井豪太郎」という名の青年だったんです。高校時代の実績も凄かったので、期待を込めて、しこ名を「富士山」と付けようしたらしいんですが、富士山は女山なので、やめて、豪太郎から「豪」を取って「豪栄道」にしたそうです。
他に元気なのは?
琴剣)新入幕の石浦関と先場所13勝を挙げた遠藤関。173cm、115kgと小柄な石浦関(26歳)は白鵬が「内弟子ながら、この小さな体で幕内に昇進したのは立派だ」と絶賛。遠藤関は追手風親方いわく「過去最高の状態」。稀勢の里はプレッシャーから解放されて優勝するかもしれません。
今場所から復帰する白鵬は?
琴剣)右足の親指の怪我は深刻。十両力士相手の稽古ばかり。息が上がるのが早くなった印象です。
ありがとうございました。相撲漫画家の琴剣淳弥(ことつるぎじゅんや)さんでした。
11月11日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より