2013年から2015年の家計調査の平均を見ると、“喫茶代”にお金を使う人が一番多いのは名古屋で、その額は年間およそ1万4,000円です。
全国平均がおよそ5,800円ですので、倍以上です。
名古屋では喫茶店の文化が、生活の一部として溶け込んでいる…と言われていて、サラリーマンだけでなく、様々な年代の男性・女性が喫茶店を利用しています。
名古屋で喫茶店が栄えている理由ですが、名古屋は昔から茶道が盛んで、お茶好きな土地柄だそうです。
その延長で喫茶好きの人が多いのでは…と言われています。
また、名古屋の喫茶店には『コーヒーの回数券』があって一般的なお店の場合、10枚分買うと1枚多く付いています。
つまりコーヒー1回分、お得になるというわけです。
そんな名古屋を代表する喫茶店に『コメダ珈琲店』があります。
1968年(昭和43年)に1号店がオープンして以来、現在では全国に700を超えるお店があります。
『コメダ珈琲店』さんでは、ドリンクメニューには無料で『トーストとゆで玉子』といったモーニングサービスを付けることが出来ます。
凄いサービスですが、創業者の方によりますと“名古屋は『お値打ち感』のあるモノを出す文化がある”そうです。
名古屋を始め愛知県は、喫茶店の数がおよそ8,400件と大阪に次いで多いですが、『コメダ珈琲店』さん以外の喫茶店でもモーニングサービスがとても充実しているそうです。
■杏樹の感想
私は『スターバックス』さんや『ドトール』さんのような『コーヒーストア』や『コーヒーショップ』に行ったことはありますが、古くからあるような喫茶店には行ったことがありません。
このことを放送でお話したら、リスナーの方から“喫茶店に行ったことがないんですか!?” “一度ぜひ行ってみて下さい!”といったメールを頂きました。
スタッフの方からも“『コーヒーストア』や『コーヒーショップ』とは違った独特な雰囲気があって、それはそれで落ち着く所ですよ”と言われているので、機会を設けて行ってみたいと思います。
それにしても男性の方、特に50代以上の方の喫茶店への想いというか熱意は凄いですネ(笑)
(2017/4/14放送分より)
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