チェッカーズ/涙のリクエストに出てくる“ミッドナイトDJ”は糸居五郎さんだった!八木亜希子LOVE&MELODY

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4/22(土)朝8:30から放送のFM93AM1242ニッポン放送『八木亜希子LOVE&MELODY』では「歌謡探偵アキコ」が名曲の謎を次々に解決しました!

涙のリクエスト,The-Checkers
チェッカーズ「涙のリクエスト」に出てくる「ミッドナイトDJ」って誰?

作詞家の売野雅勇さんに直撃しました!
売野さんは60年代のアメリカが好きで「涙のリクエスト」は映画『アメリカン・グラフィティ』の世界観をイメージして書いたもの。
「ミッドナイトDJ」のモデルは「オールナイトニッポン」の初代DJをつとめた糸居五郎アナウンサーでした。

少女A,中森明菜
中森明菜「少女A」は、男性歌手に向けて書かれた曲だった!?

こちらも作詞家の売野雅勇さんに直撃!
当時の売野さんは伊藤銀次さん、シャネルズなどに歌詞を書いていて、アイドルは嫌いだった。中森明菜さんへの作詞の依頼を受けたものの、書けないまま締め切りは明日に迫る…。そんな時、売野さんの手元にはジュリー(沢田研二さん)のために書いた「ロリータ」という歌詞があった。
何もアイデアが浮かばない売野さんは、苦し紛れに、その「ロリータ」の歌詞の視点を”ジュリーが口説いてる女の子が、ジュリーを見て思っていること”に変え「少女A」が生まれた。
なので、最初はジュリーのために書いた歌詞だったんです。

2億4千万の瞳
郷ひろみ「2億4千万の瞳」タイトルのきっかけは有名な小説だった!

さらに作詞家の売野雅勇さんに聞きました!
タイトルはプロデューサーのアイデアで、ヒントになったのは壺井栄の小説「二十四の瞳」。
「日本の人口は1億2千万人ですから2億4千万というのはどうでしょうか」と言われた。
作曲の井上さんは歌舞伎を意識していたんじゃないかと思う。歌舞伎は畳み掛け、繰り返しの美学。「億千万」という繰り返しも3回だとしつこいけれど、2回は効果的。詞がどうというより、そういうことでヒットしたんです。

売野雅勇さんは、去年作詞家生活35周年を迎え、
記念のエッセイ集、CD-BOX、トリビュートアルバムが発売中。
*エッセイ集『砂の果実~'80年代歌謡曲黄金時代 疾走の日々』(朝日新聞出版)
*トリビュートアルバム『砂の果実~フジヤマ・パラダイス・トリビュート』(ポニーキャニオン)
*4枚組CD-BOX『マスターピース~ピュア・ゴールド・ポップス 天国より野蛮』
詳しくはこちら>をご覧ください。

FM93AM1242 ニッポン放送「八木亜希子LOVE&MELODY」
毎週土曜日 朝8時30分〜10時50分の生放送
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