こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。
今日はある職業を脅かす、そんな存在のなるかもしれないハイテク装置に注目します。
主役は「StyleShoots Live」という写真撮影のためのフォトブース。見た目はシンプルでスタイリッシュなのですが、実はこの装置は世界初のロボットフォトスタジオで、カメラマンいらずなのが特徴です。
キヤノンEOS-1DX MarkⅡ というカメラが搭載され、人口知能によって、アングル、距離の調整、背景の色などセットアップまでスタイルに合わせて自動で行われ、また、画像編集まで自動で行ってくれると言います。
綺麗な仕上がりとスピードの速さはプロのカメラマンにも劣らないと言われ、しかも、ブース内で4K動画も撮影できるのだとか。たくさんの写真撮影を必要とするアパレル関連の会社などでの活躍が期待されていますが、カメラマンにとってはいいニュースとは言えないかもしれません。
<ユイカの感想>
まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと「ひょ〜!」!
カメラマンいらずって~、信じられない!そんな時代が来るんですね。
私は写真集を出している身で、人と人がコミュニケーションとりながら撮ることは面白いなと思っていたところなのですが、そのプロセスを踏まずして綺麗な写真が撮れるのだなと、ちょっとびっくりしちゃいました。
でも良いかもしれない。ちょっと恥ずかしいなって思う写真。例えば……なんだろ、マタニティ・ヌードとか。綺麗な今の奇跡的な状況を残したいけど、知らない人にそんなに曝すのは……でも身内でそんなに綺麗に撮れる人いるかなぁ、という時とか。良いんじゃない? これ。
そういう、人じゃないからこそ自分をポンって曝け出すまでに時間が掛からないかもしれないですね。面白い。
私この間タクシーに乗ったのですよ。それでそのタクシーのおじさんに「僕この仕事は本職じゃないんです」って言われて「普段は何をされているんですか?」って訊いたら「カメラマンをしていて、2年後に町の写真館、僕の写真館をオープンさせるんです!」って。
60代くらいかなぁ。おじさんが言ってらっしゃって、すっごい素敵だなと思って。「家族の写真とか、学校の集合写真とかを頼まれたら今でも撮るのですけど、自分の写真館を持ちたくて」って言っていて「えー! 良いですね、頑張って下さい!」って言ったので、そういう写真館応援派の私としては、ロボットフォトスタジオは良いけどちょっと複雑。
でもどちらも良さがありますからね! プリクラみたいに綺麗に撮れたりもするのかな? 自分たちで画角とか見ながら。
結婚式とか、何かお祝い事とかの記念アルバムとか、簡単に作れそうですよね。「綺麗だよ!」とか「今の表情良いね!」とか何かそういう声も入れたらどうかな? 「あ、その角度もう一枚!」とか「そのまま止まって!」とか。それがあったらよりモデル気分が味わえそうじゃないですか? どうかな?
今日はロボットフォトスタジオのお話でしたけれども、できれば私はこれから先も人間のカメラマンに撮って貰えたら嬉しいなと思いました。
(4月25日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~