毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
月曜日は好奇心くすぐる旬の情報をお届けします。
今日取り上げるのは、奈良市の春日野町にある氷室神社で毎年5月1日に行われる伝統行事『献氷祭(けんぴょうさい)』です。全国の製氷業者や販売業者が参列、行政成就などを祈願するといいます。
そもそも奈良の氷室神社は、奈良の平城京に都がおかれた710年に現在の奈良公園を流れる小川、吉木川の上流、春日山の麓に氷の貯蔵所いわゆる氷室を設けて神を祀り、翌年には平城京へ氷を捧げる献氷制度がスタート。献氷祭はそれにちなんだ行事というわけです。
神前には海の幸の鯛や里の幸の鯉を封じ込めた大型の氷の柱が供えられ、神社伝来の舞楽も奉納。奈良では春の風物詩の一つともいわれているそうです。
<ユイカの感想>
710年の翌年だから711年にはこうやって氷の場所に神様を祀っていたのでしょうか。
神様にお供えする鯛や鯉が入った氷の写真がありますが、とっても綺麗。魚が入った氷柱を製作するのに一週間かかるそうです。
日本で初めて人工的に氷が作られたのは、福沢諭吉が熱病にかかって氷を欲しがったことから。当時の福井藩主が外国から購入していた製氷機を持っていったところ、使い方がわからず放置。その後大学教授に頼んで作ってもらったと。
福沢諭吉のおかげで氷があるということですね。
(4月24日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~