【新人記者(仮)あいばゆうなの取材記】6月9日(報道部40日目)
6月9日金曜日は、小池百合子東京都知事の定例記者会見へ行ってきました。
毎週ひとりで取材に行って、ニッポン放送のマイクを演台に立ててくるのが仕事です。
黒のマイクに白い文字で“ニッポン放送”と社名が入っているのですが、それがテレビのカメラによく映る角度を狙います。
個人的に意識しているポイントは、小池都知事は向かって左側を向きがちなので、左側に陣どり、マイクをより机に対して垂直になるように置くことです。
上の写真は、以前、LED使用を進めるために作られた、ピコ太郎と一緒に踊っている動画を披露して笑う小池知事です。
定例会見は今回から、前半が都知事としての会見、後半が都民ファーストの会代表としての会見という形式になるということで、およそ50席の記者席は満席、いつもよりも1.5倍くらいの記者が駆けつけていました。
都知事の定例会見はいつも、都知事側から何本か報告が入り、そのあと記者の質疑応答という流れで進みます。
都民ファーストの会代表としての会見が設けられたことで、質問も都議選、国政に関係する質問と都政の具体的な政策に対する質問と行き来することなく、スムーズに進み易くなったように思います。
都知事としての会見が終わると、職員の方が後ろの背景を片付けたり、東京都のサイトの文字を隠したりと急いで作業を始めました。
小池知事は、「アナログなのね」と笑いながら会見の準備が整うのを待っていました。
ちなみに都庁の記者クラブは、会社ごとに部屋が割り当てられています。ニッポン放送も一部屋あり、中はこんな感じ。
ここにはマイクや中継をできる機材があるので、ここから直接、生でレポートをすることもできるんです。
また下の写真にある、部屋にあった社名の入った三角の置物が気になり、どういうものなのか聞いてみたところ、正式には“社名標”と言って、都庁がまだ丸の内にあったころに、記者の質問席で、名札替わりに置いていたものだそうです。
小池知事は身長が高いとは言えませんが、決して小さくは見えません。
やはりそのオーラというか、目力の強さが大きく見せるのかと感じました。
また元キャスターであることから、話し方もクリア。
受け答えもはっきりしていて、小気味良さを感じます。
質疑応答の際に女性記者が手を挙げると比較的当たりやすい気がしているので、私もいつか手を上げて小池知事に直接質問をしてみたいなと思っています。