安倍内閣支持率軒並み急落!高嶋ひでたけのあさラジ
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6/19(月)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②
通常国会閉幕~8月末に内閣改造か
7:02~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター須田慎一郎(ジャーナリスト)
問題への対応の手際の悪さが目立つ自民党加計学園問題等への批判が高まり、安倍内閣の支持率が下がっています。最も安倍寄りと言われる読売新聞の世論調査ですら12%減り支持率は49%に、また不支持は13%増えて41%に増加。また、最も厳しい毎日新聞の世論調査では支持率が10%減り36%、不支持率は9%増えて44%となっています。
安倍総理)文書の問題を巡って、対応に時間がかかったことについては率直に反省したいと考えております。内閣府は、まさにこれは、規制改革に挑んでいく役割を担っていくわけであります。そこでは激しいやり取りがあるのは当然のことだと思います。私の意思でどうだと決めることはまったくあり得ないということは申し上げておきたいと思います。
高嶋)加計問題について真正面から総理は対応しようとしない、とかなり批判が高まって。安倍政権への支持率が下がっています。これは何が理由だと思いますか?
須田)本国会運営の結果だと思います。大きくは加計学園問題、森友学園問題、テロ等準備罪の中間報告による強行採決と。いくつもの問題が重なり合って、今回の支持率急落に繋がったのではないかと思います。
高嶋)自民党は予想していましたか?
須田)ある程度は予想してきたと思いますよ。どうしてかというと、先週の末に一部報道で内閣改造の話が国会会期末に急浮上していましたよね? お盆明け、つまり8月末に内閣改造をするのではないかと。何のためにするかというと、歴代の政権は支持率回復のための手立てとして使うケースが多い。それが出てきたということは支持率急落に対して懸念していると考えてもいいと思います。
内閣府は「何もない」の一点張り高嶋)先週の参議院の委員会ですけど。行政改革担当山本幸三さんが副長官の萩生田さんを庇うつもりなのか。交易だとかちょっと付け足せという文言を、自分が指示したと。内閣府はいろんな省庁から来ている寄せ集めの官庁だけど、文部科学省から執行している職員が本庁にご注進したという言い方をしている。どう捉えたらいいですか?
須田)事実関係からいえばその通りでしょう。内閣府で処理しなければならない案件であるにも関わらず、わざわざ文部科学省にそれを知らせるということは本来だったらやってはいけないこと。それを大臣の口から事実関係を明らかにすべきだったどうかというと、私は違うと。大臣としては部下を庇うのが仕事ですから。
高嶋)文科省も認めざるを得なかった。だけどそういうふうに言ったといわれている和泉洋人や藤原審議官とか。それを含めて内閣府は「何もない」と。「言っていない」「やっていない」。これはどう思います?
須田)今回の件でいうと、安倍さんがおっしゃるとおり岩盤規制に対してドリルで穴を空ける。それを進めてきたと思います。委員会の議論や議事録を見ていくと、安倍さんの意向を反映する余地はなかったと私は見ています。文科省サイドの受け止め方の問題ではないかと。そういったことが国会の会期末でようやく見えてきた。最初からそれを議論していればよかった。菅さんが「これは怪文書だ」と言い切って1ヶ月あまり調査が進まなかったところに大きな問題点があったと思います。
高嶋)急落した数字というのは、すぐに挽回されるのか。もっと落ちていくのか。