来週金曜日に開幕する『世界陸上』。男子100m決勝で、”引退を表明しているボルト選手と一緒に走るのでは?”と期待されているのが、18歳のサニブラウン・ハキーム選手です。日本人初の「夢の9秒台」も期待されていますが、サニブラウン選手が急に速くなったのはなぜでしょうか。
7月22日(土)朝8時半からニッポン放送(FM93 / AM1242)でオンエアした『八木亜希子LOVE&MELODY』では、サニブラウン選手の取材を続けている産経新聞 運動部・宝田将志記者に、「サニブラウンが速くなった本当の理由」を聞きました。
ピストルの音を聞かずにスタート!?
サニブラウンは今年の秋からアメリカのフロリダ大学に進学。現在はオランダを拠点に、アメリカ人コーチに指導を受けています。
そのおかげで、スタートが格段に早くなりました。
というのも、ピストルの音への反応がよくなったから。ピストルの音を聞かずに、音とともにスタートする練習をしたようです。
上半身の強化が速さにつながる
上半身を鍛えて、強くなりました。上半身が強くなると、体の軸がよくなり、しっかり前に進む推進力がつく上、腕振りもよくなります。
「細かいことは気にしない」精神力の強さ
サニブラウンの強さは、その精神力の強さにもあります。彼は、取材を始めた頃から「世界新を出す」と言い続けていて、自分にリミットをかけない。また、サニブラウンは細かいことを気にしない性格。それが逆に、大舞台でも物怖じせずに普段の力を発揮するパワーになっているんです。
今後のサニブラウン選手の活躍に注目です!
▼宝田将志さんの最新著書、8月3日発売です。
「四継 2016リオ五輪、彼らの真実」(文藝春秋/本体1,400円+税)
番組情報
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