そもそも北朝鮮はなぜ核開発をするのか?ジャーナリスト・山路徹がゼロから解説!

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FM93AM1242ニッポン放送 月~金 8:00~11:30「垣花正とあなたとハッピー

そもそも北朝鮮はなぜ核開発をするのか?ジャーナリスト・山路徹がゼロから解説!

先週、北朝鮮からのミサイルが日本上空を通過しました。おそらく今後もミサイルの発射実験は続くと見られている中で、「そもそも、なぜ北朝鮮は核の保有し、ミサイル開発を行ったのか?」そして「なぜ世界が制止しようとしても止めないのか?」を山路さんが分かりやすく解説していただきます!

その話をする前にまずは北朝鮮の歴史から振りかえってみる事に・・・。
『そもそも、なぜ朝鮮は南北に分かれているのか?』
1910年日韓併合から太平洋戦争まで、日本と朝鮮半島は併合されていました。しかし日本が太平洋戦争に敗れると、朝鮮半島が奪い合いになる事態に。結局、北からはソ連が侵攻し、南からはアメリカが侵攻。事実上、朝鮮半島は分断されることになります。

『意外と知らない朝鮮戦争』
1950年から3年間続いた「朝鮮戦争」ですが、のちに「休戦協定」を結びます。この「休戦協定」というのは厳密にいうと休んでいるだけで、実はまだ終わっていないんです。その時、戦争に参加したのは韓国とアメリカ軍を中心とする国連軍、そして北朝鮮の背後には中国がいました。
実はこの「休戦協定」を実際に結んだのは、アメリカ、中国、北朝鮮の三か国だけで、韓国(※当時の李承晩(イ・スンマン)初代大統領)は休戦協定のサインをせずに休戦を拒んだのです!というのも韓国は武力で北を制圧したいという思惑があったからです。

『冷戦の末に』 
一方で北朝鮮と取引をしていたソ連。冷戦が崩壊した直後、これまで北朝鮮を支援してきた中国、ロシアが韓国とも取引をするようになります。そうして韓国は経済を発展させましたが、一方で北朝鮮は国の発展に迷走します。しかも北朝鮮は戦時体制にあるため、軍事力を向上させなければ侵略されてしまうという意識がものすごく強い!と語る山路さん。

『なぜ核兵器を持っているのか』
北朝鮮の歴史を振り返ったところで、なぜ核兵器を保有しているのかを解説!実は、北朝鮮は最初からアメリカを交渉相手に見ていると語る山路さん。
その理由はアメリカの背後には日本、韓国がいるため、国の発展にはアメリカとの平和条約を結ぶことが不可欠と考えています。そして核兵器を開発する一番大きな理由は「ミサイルを打つため」ではない、核を持って軍事力の強い北朝鮮主導のスタンスで交渉をしたいという思惑があると語る山路さん。
さらに、北朝鮮には別の想いもあるようで…。そこには北朝鮮情勢に精通する山路さんならではの分析が!それを聴いて「はぁ~。」と感嘆の声をあげる垣花アナ!放送を聴き逃した!もう一度聴きたい!という方はタイムフリーで聴くことができます。

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ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!

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