日本のことば~月の雫・月の鏡・月映え~

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日本のことば~月の雫・月の鏡・月映え~

『月』を使った表現7つ

『月の雫(しずく)』

『露』のことです。また古代の時代から『真珠』のことを『月の雫』とも呼んでいるそうです。

『月の鏡』

月を映す池の水を、鏡に例えた言葉です。
この意味で使われる場合、季語は『冬』になります。
他にも“明るく照らされる月”を、鏡に例えた言葉でもあります。

『月の霜』

月の光(月光)がさえ渡って地上を白く照らすのを、霜に例えた言葉です。

『月に磨く』

月の光を浴びて、景色がより一層に美しく見える様子を表した言葉です。

『月映え(つきばえ)』

“月の光に照らされて、美しく映えること”です。

『月の剣(つるぎ)』

『三日月』のことです。『三日月』の形が『剣』に似ていることに由来しています。
三日月はその形から『剣』の他に『弓』、『鎌』、『舟』、『櫛(くし)』などに例えられています。

眉月(びげつ)

『三日月』の呼び方には他にもありまして、例えば『眉月(びげつ)』
“眉(まゆ)のような形をした月=三日月”となります。『眉月(まゆづき)』とも読みます。

日本のことば~月の雫・月の鏡・月映え~

(2017/10/11放送分より)

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