先延ばししてしまう人の共通点
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アメリカの大学では、何人もの心理学の先生が、『成人の約2割が、自分を“先延ばしの常習犯”だと認めています』という調査結果を発表しています。
仕事の場合、先延ばししたことで約束の期日に間に合わなかったり間に合ったとしても、いわゆる“やっつけ仕事”になってしまい、満足出来る内容とは言えないものになってしまうことがあります。
これが『健康』の場合、体の不調を感じていても、すぐに病院に行かずに“いずれ行くから・・”とか“もっと悪くなったら行くから・・”と、先延ばししてしまいます。その結果、病気の場合、悪化してしまうこともあります。
こうした『物事を先延ばししてしまう人』には『同じ失敗を繰り返してしまう』『本来やるべきことを、後回しにしている』『いつもギリギリになるまで行動を起こさない』といった共通点が見られるそうです。
さらに『物事を先延ばししてしまう人』の場合、『時間管理が出来ない傾向』にあるそうです。“やるべきこと”があって、本当なら直ぐに取り掛からないと間に合わないはずなのに、“まだ日にちに余裕があるから大丈夫!”と先延ばししてしまいます。そうしているうちに、ギリギリになっても出来ていないことに気づいて、あわてて取り掛かることになります。
中には“これは3日あれば出来るから!”といったように計算して先延ばししたものの、実際には3日間では終わらずに、徹夜したり焦りながら作業をしていくことになります。確かに慣れてくると“これは何日あれば出来る!”という計算が立つかも知れませんが、そんな時に限って、予想外の出来事が起きて計算通りに作業が進まないこともあります。
(2017/10/17放送分より)
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