日本のことば~月虹・鏡花水月・月下氷人~

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意外と知らない言葉の読み方と意味

『月虹(げっこう)』

月の光によって出来る、白い色の虹のことです。光が弱いので、白く見えるそうです。
『ルナ・レインボー』という呼び方もあるそうです。

『海月(かいげつ)』

“海の上の空に出る月”、“海面に映っている月の影”のことです。

『鏡花水月(きょうかすいげつ)』

鏡に映った花や、水に映った月のように、“目に見えていながら、手に取ることが出来ないもの”を言います。
さらに“言葉では表現出来ないので、心で感知するしかない物事”も『鏡花水月』と言うそうです。

『月下氷人(げっかひょうじん)』

『男女の仲をとりもつ人』、いわゆる『仲人』や『媒酌人』のことです。
『月下』とは『月下老人(げっかろうじん)』の略で“縁結びの神様”のことです。
『氷人』とは唐の時代の中国で、ある人が氷の上で、氷の下にいる人と話をする夢を見ました。
その夢について占ってもらうと“結婚の手助けをする前触れだろう”と言われ、のちにその通りになった・・という言い伝えから『仲人』を意味する言葉です。

日本のことば~月虹・鏡花水月・月下氷人~

(2017/10/12放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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