ARで進化するスポーツ観戦!舞台鑑賞!

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現実の世界にデジタル技術で文字や絵を重ねる「AR=拡張現実」。いまや様々な分野で活用されていますが、最近はスポーツ観戦や芸術鑑賞の分野で導入が進んでいます。

例えば、メジャーリーグが今シーズンから導入しようとしているのが、専用アプリを起動してスマホやタブレットのカメラを球場でプレーしている選手に向けると、その選手のデータが表示されるというサービス。どんなデータが表示されるかまだわかりませんが、球場でプレーしている選手の勝率や奪三振率などが手元で確認できるようになるんですね。球場での観戦がより一層楽しくなりそうなサービスです。

またラグビーでもスマートグラスを使ったARが実験的に活用されています。スマートグラスをかけて、目の前で行われる試合を見ると、注目選手の基本情報が表示されたり、別のアングルで撮られた選手の映像が表れたり、解説などが字幕で表示されるんです。競技場にいながら、まるでテレビで観戦しているような感覚です。

このようなARによるスポーツ観戦、来年開催されるラグビーW杯や、2020年の東京五輪では、当たり前になっている可能性もありそうです。

また、このARの活用は、スポーツ観戦だけではありません。日本の伝統文化「能」でも実証実験が行われています。基本的にはラグビーと同じで、スマートグラスを装着して、能の舞台が始まると、舞台の進行に合わせて、登場人物や物語の解説が字幕で表示されるんです。言ってみれば「字幕のある映画」のような感覚。

歌舞伎や能の世界では、音声で解説をしてくるイヤホンガイドが一般的でしたが、演者のセリフや音楽の邪魔になるというデメリットもありましたが、ARなら、そのストレスがありません。英語での字幕解説も実験されているので、今後は外国人観光客の獲得も期待できるようになります。

VRの場合は現場に行かなくても、まるでそこにいるような感覚を味わえますが、ARの場合は現場に行くことで楽しみが広がります。もっといえば、現場に行かないと楽しめません。今後は集客イベントや地域の町おこしなどに、「AR」が活用されていきそうです。

 

3月15日(木)高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00


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