防災に役立つスマホアプリ

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東日本大震災から7年を迎えます。防災に役立つスマートフォンのアプリの話題です。スマートフォンの普及率は2016年の時点で71%をマークし、20代や30代のスマホの普及率は90%以上と言われています。「私はスマホを持っていないから、関係ない!」とお感じになられた方。防災の情報や知識は、身を守る事に繋がりますので、スマホをよく使うお子さんやお孫さん、お知り合いの為に、今日の情報は是非、共有していただければと思います。

東島)最初に紹介するスマートフォン向けの防災アプリは、こちらです。「全国統一防災模試」。こちらは、ヤフー株式会社がスマートフォン用アプリ「Yahoo! JAPAN」の中で、実施している今月だけの期間限定の企画です。俳優の本木雅弘さんをメインキャラクターに活用し、かなり力の入った本格的な試験になっています。

東島)こちらの「ヤフー全国統一防災模試」。東北大学災害科学 国際研究所の佐藤翔輔准教授監修のもと、災害が発生する「発災(はっさい)」「避難」「避難所」「生活再建」の局面に合わせた全25問の設問で構成されています。
災害時はとっさの判断が必要ですよね? そこで、このテストでは、解答スピードも点数に反映されるんです。また、スマホならではの機能を使った問題もあります。例えば、こんな問題があります。「北のほうで火災発生! 北風が吹いている。どちらの方角に逃げる?」スマホの画面には、コンパスの絵があります。高嶋さん、正解だと思う方向に、コンパスの針を動かしてみて下さい。

高嶋)これはスマホを傾ければいいんだよね。北の方で火災で、北風が吹いている。うーん、どっちかな。

東島)このように、スマホならではのタップやコンパス機能を使って、スマートフォンを傾けたりするといった行動的な設問もあるのが特徴です。

東京都防災アプリ 東京都防災

東京都防災アプリ|東京都防災ホームページより

東島)続いて、ご紹介するのは、「東京都防災アプリ」。東京都が今月1日から災害時に役立つ「東京都防災アプリ」の無料配信をスタートしています。

東島)こちらは、防災ブック「東京防災」と女性の視点で書かれた「東京くらし防災」。この2冊が無料で閲覧できる、便利でお得な内容になっています。さらに、災害時に役立つ機能を搭載した「災害時モード」というのもありまして、例えば、「防災マップ」をクリックすると、現在地やユーザーが選択した場所の危険度を順位で確認できる地域危険度マップが表示されます。ここニッポン放送がある有楽町の総合危険度は5177位中4491位といったように、その場所の危険度が表示されます。また、「防災マップ」では、近くの防災施設や災害時帰宅支援ステーションを掲載。インターネットが繋がらないオフライン時でも現在地を表示し目的地までの移動を補助してくれます。都内にお住まいの方はもちろん、お出かけやお勤めされている方は、事前にチェックしていただくのがいいかもしれません。

radiko ラジコ

radikoホームページより

東島)そして、最後に、ちょっと手前味噌になりますが、無料でラジオの放送を聴く事ができる「ラジコ」のアプリも、この機会にインストールして下さい。
災害時には、ラジオからの情報が必要になるケースが出てきます。ラジコのアプリがあれば、スマホを持っている方は無料でラジオを聴く事ができます。
特に、ご家族やお知り合いでラジオを持っていない方に「ラジコのアプリ」をオススメしていただけますと幸いです。
そして、スマートフォンはバッテリーの問題がありますので、ぜひ電池が長持ちする携帯用ラジオもあわせて、ご用意いただけばと思います。

 

3月9日(金)高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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