米朝交渉~北朝鮮が核放棄することはない
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3月26日 FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!③
金正男氏はフセインやカダフィが追い詰められた経緯を検証
7:10~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター鈴木馨祐(自由民主党衆議院議員・青年局長)
米朝間だけで進む北朝鮮問題~友好的な日米関係は安定政権で作る
日本を差し置いて北朝鮮問題解決へ向かおうとするアメリカ。自民党の鈴木馨祐衆議院議員は日米関係を友好的に続けて行くにはまず国内の安定政権化が必要だと指摘する。
高嶋)トランプさんは北朝鮮の金正恩さんとサシで会っても良いというようなことをすぐに決めて、北朝鮮は国内で国民の前では大々的に発表しない。何となくアメリカに勝ったみたいなことを内部で言い合っているというような情報がありますが。
鈴木)正直ワシントンの雰囲気は非常に冷ややかですよね。誰もこの米朝交渉に期待はしていないと思います。金正恩という人間はサッダーム・フセインとかカダフィさんが追い詰められた経緯を相当検証していますから、北朝鮮が自分から核放棄をする合理性も無いのですよね。そこは我々も慎重に見る必要があると思います。
高嶋)何かついついそういう動きがあると、文在寅さんをもてはやす人も貶す人も両方います。日本では安倍さんに対して外されたみたいなことを言う人もいますが、この辺はどのように取っていますか?
鈴木)実態としてはそういうことは全く無くて、あまり「文在寅さんよくやった」とか「米朝が雪解けをする」というところに過度な期待はしない方が良いと思います。やはり我々は楽観的に判断をすると、これは大失敗をするところですから、きちんと何があっても良いように見ていくということだと思います。
高嶋)まあとにかく大統領令でやりたい放題で「俺が出て行けば何でも解決する」みたいなトランプ大統領ですが、これからの世界は鈴木馨祐代議士はどのようになっていくと思いますか?
鈴木)我々が考えなければいけないのは、北朝鮮・中国が軍事的に大変なことになっています。だからそこを考えたときにはアメリカがきちんとアジアに関与するということは大事です。
特にトランプ大統領は読めない人ですから、その読めないことを我々もきちんと活用していく必要はあると思いますし、新しい日米関係は安定政権が無ければ作っていけませんから、これはしっかり日本としても頑張っていくところだと思います。高嶋)青年局長として、自民党の中で一番問題にしているのはどういうところですか? 「こういうところおかしいじゃないか」というのを一言で言うと。
鈴木)やはり自民党が少し内向きになっているところはあると思います。これは安倍さんがではなくて自民党がそうなっているところはありますから、これはきちんと我々の世代が変えていく必要があると思います。
高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00