4月2日からスタートした新番組「草野満代 夕暮れWONDER4」番組のコーナー「ほっこりWONDER4」では番組スタッフが取材したショートGOODストーリーを紹介した。

今日は4月2日。年度はじめとなる月曜日。社会では、多くの新入社員が生まれ、学校では新入生が誕生します。はじめての校舎、グラウンド、体育館。そして新しい教室の扉をあけると、なにも書かれていない。真っさらな「黒板」が出迎えてくれます。あの緊張感。昔を思い出した人もいることでしょう。でも今、多くの学校で、昔とは違う小さなブームが起こっています。それは、カラフルで丁寧に書かれた黒板アートです。

３年ほど前から徐々に生まれてきた黒板アート。クラスの有志や、美術部の部員などが自主的にはじめた例が多く早くも、伝統になりつつある学校も多いそうです。新学期を待ちながら自由に過ごすことが多い春休みですが、人気のない学校に来て、何時間もせっせと絵を書く学生たち。その目的はなんなのでしょうか？遊び心。いやいたずら心。ちょっとした、サプライズの感覚もあるのかもしれません。

今年新２年生になるという高校生が本音を語ってくれました。

「去年の入学式にびっくりして驚いた。でも嬉しかったから…」。

今週、多くの新人、新入生が生まれます。同時にもうひとつ、生まれるのが「多くの良き先輩」・・・・なのかもしれませんね。

「ほっこりWONDER4」。「黒板アート」のお話でした。