縄文時代にクッキーがつくられていた? 縄文クッキーの謎
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縄文クッキーの謎を解説。どんぐりクッキーだったって本当?
縄文クッキーとは?
古代の生活に思いを馳せたことは、ありませんか?
森で食料を調達して自分たちの力で調理し寝床をつくり……子ども心にわくわくしたことを覚えています。
幼い頃、花の蜜を吸ってみたりどんぐりを拾って殻をむいてみたこと、きっとありますよね。特に木の実はいろんな種類、きれいなかたちを集められると嬉しくなりました。
縄文時代は、どんぐりが主食だったといわれている
きっとそれはご先祖さまも同じでした。
はるか昔、人類にとって木の実は重要な食料源でした。特にどんぐりは縄文時代には主食だったといいます。
どんぐりはブナ科のカシ・ナラ・カシワなどの果実です。
栗と違い、どんぐりは生ではアクが強くて食べられません。なのでアク抜きが必要。縄文人は土器を使って鍋のように加熱したり水にさらしてアク抜きをしていたのかもしれません。アク抜き技術は確立していたといいます。しかも、ただそのまま食べていたのではなくしっかりと“調理”していたというのです!
縄文クッキーは、クッキー状の炭化物として長野県ではじめて出土した
「縄文クッキー」という言葉を聞いたことはありますか?
もしかしたら学校で教わって調理実習で作ってみた方もいらっしゃるかもしれません。縄文クッキーは長野県の曽利遺跡ではじめて出土しました。縄文時代のとても早い段階でつくられていたといわれています。
クッキー状の炭化物で、その後東日本のさまざまな縄文時代の遺跡から出土しています。
縄文クッキーの材料は謎。どんぐりでつくっていたという説や、獣肉も加えていたという説がある
その材料が何だったのかはまだ推測の域を出ません。
けれど、どんぐりなどの木の実の粉に卵や塩を練ってつくられたのではないかという説や、獣肉も加えてハンバーグのようにしたのではないかという説まであります。またクッキーではなく「縄文パン」ともいわれています。
どんぐりは水につけたあとレンジにかけるなどすれば、現代でも食べられる
現代でどんぐりを食すには、水につけたあとレンジでチンして殻をむいて食べたり、煎ってからコーヒーミルで挽いたものをドリップしてコーヒーにして飲むなど、ちょっと頑張れば手の届く範囲です。
いつもと違った自然の味を楽しみながら古代の生活にロマンを感じるのも面白いかもしれませんね。
千葉県南房総『ロマンの森共和国』のご紹介
今回は、南房総の真ん中にある『ロマンの森共和国』の耳寄り情報です。
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もちろん食事も充実「BBQガーデン」では、ドングリが豊富な「清和(せいわ)の森」で捕獲した柔かいイノシシ肉のBBQ が人気。
隣接する「フードコード」では国産鶏だしの塩ラーメン、イノシシカレー、手作りチャーシュー麺もおススメです。
その他園内のレストランでは、地元名産のじねんじょを使用したお料理や千葉県産の最高ブランド牛、かずさ和牛のステーキ和膳など、地産地消にこだわった料理長自慢の逸品を是非ご賞味下さい。
詳しくは、ロマンの森共和国ホームページをご覧ください。
ロマンの森共和国
〒292-1179 千葉県君津市豊英659-1
http://www.romannomori.co.jp/index.php
【ハロー千葉】