4月24日 FM93AM1242ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
森アーツセンターギャラリーで開催中
6:20~モーニング ライフ UP! 飯田浩司
昨日、六本木ヒルズ森タワー52にあります、森アーツセンターギャラリーで開催中の「創刊50周年記念週刊少年ジャンプ展VOL.2、1990年代発行部数653万部の衝撃」に行ってきました!
『DRAGON BALL』や『SLAM DUNK』などジャンプで連載された47作品、およそ300点の原画が展示
飯田)行ってきましたか! これ気になっていたんだよ。
新行)今年少年ジャンプが創刊50周年ということで、創刊のときに小学4年生の方はいま60歳になっているということですよね。飯田さんはジャンプ読んでいましたか?
飯田)読んでました、読んでました。中学生高校大学くらいまでかな。
新行)じゃあ1990年代のジャンプはど真ん中ですか?
飯田)94年に中学1年生だったので、ど真ん中。
新行)いま丁度チラシがあるんですけれど。懐かしい作品あります?
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Ⓒ森田まさのり・スタジオヒットマン/集英社
飯田)全部見ていたっていう感じですね。わぁ、懐かしい! っていう。『ろくでなしBLUES』もそうだし『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』もそうだし『まじかる☆タルるートくん』もそうだし、もう出てくる出てくるっていうね。勿論『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』『幽☆遊☆白書』『ジョジョの奇妙な冒険』いや懐かしいね、ホントに。
新行)懐かしいですよね。このジャンプ展の見どころの一つが、お馴染みの『DRAGON BALL』や『幽☆遊☆白書』『SLAM DUNK』などの1990年代にジャンプで連載された47作品、およそ300点の原画が展示されているんです。
飯田)それは貴重ですね。
新行)そうなんですよ! 作品ごとにブースが分けられていまして、当時のアニメ映像が流れていたり、カードゲームやボードゲーム、フィギュアが展示されていまして。その当時ど真ん中の世代の人にとっては、懐かしい品々も飾られているんですよね。原画のなかには有名な『SLAM DUNK』の「安西先生、バスケがしたいです」のシーンもあったりして。
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Ⓒ井上雄彦-I.T.PLANNING,INC
飯田)おお! ミッチー。
新行)ミッチーのあの本当に感動する場面が……。
飯田)ロン毛のミッチーが涙を流して跪くっていうシーンですね。
新行)このシーン感動したなっていう場面が沢山飾られているので、見ていてなかなか先に進めないのですよ。
飯田)確かに1つの原画の前で1ネタ話してしまいますよね、当時を懐かしむ人たちは。
新行)これだけジャンプ作品が揃うことってなかなかないので、外国からのお客さんも多いそうです。
飯田)なるほど。それは確かにそうだろうね。
新行)このジャンプ展VOL.2、サブタイトルに「1990年代発行部数653万部の衝撃」と書いてありますけれども、653万部というのは1995年に記録した、漫画雑誌の発行部数の日本記録だったんですよね。当時の子供は殆ど買って読んでいたっていうときですよね。
飯田)だと思いますね、月曜日はジャンプを買うっていうのが。水曜にサンデーとマガジンを買って、木曜にチャンピオンを買うみたいな生活でした。
ジャンプが発行部数653万部の日本記録を樹立した1995年とは
新行)そうでしたよね。週刊少年ジャンプがこの日本記録を樹立した1995年にはあの「Windows95」が発売されて、パソコンも普及してきたんですよね。そのあとスマホが出てきて、漫画や雑誌の読み方って変わってきましたよね。
飯田)あのときがターニングポイントだったわけですよね。
新行)いまの漫画雑誌は部数を増やしていくっていう収益形態だけではなくて、ゲーム化アニメ化の収益の合計で勝負していく時代に変わっているそうなんです。
飯田)週刊の漫画もあるけれど単行本で稼ぐと一頃言われていたのですけれども、もうそれより先に行っているわけですよね。
新行)そうなんですよね。お客さんを見ていてその影響があるのかなと思ったのが、飯田さんの年齢、30,40代の方も勿論いらっしゃるんですけど、私くらいの20代の若い人もいます。私たちの世代はリアルタイムで読んでいたわけではないんですけれど、ちょっと遅れてアニメ化されて見ていたり、ゲームをして知るきっかけになったりっていうのが多いんですよね。
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Ⓒ荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
飯田)この90年代って確かに昔からある紙の漫画だとか、CD、それがもの凄く売れた世代ですけど、ある意味そこから全部変わっちゃったんですよね。変わる時期だったと。
新行)でも世代を超えて今もなお愛されているということですよね。今日紹介した週刊少年ジャンプ展は6月17日まで開催されます。今回取材ということで撮影ができないところも特別に写真を撮って来ましたので、ご覧下さい。
飯田)こういうところに行くと、昔を思い出してちょっと心が軽くなるような気持ちになりますよね。
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「週刊少年ジャンプ展VOL.2」公式ビジュアル
「創刊50周年記念 少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」
会期:2018年3月19日(月)~2018年6月17日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00