どうしてそんな名前にしたの? なかなか言いづらい草花の名前特集
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オオイヌノフグリにオニシバリ…。口に出しづらい草花の名前をご紹介
ちょっぴり口に出しづらい草花の名前とは?
私には大好きな花があります。春の野に咲く小さな青い花。
ずっとその可愛らしい花の名前を探していました。そして最近その花のピアスを見つけたのですが、その名前が……なかなか言いづらい……ということで、今回はどうしてそんな名前にしたのか問いただしたくなる、なかなか言いづらい草花の名前を特集してみたいと思います。
イヌのフグリと形が似ていることが由来の「オオイヌノフグリ」
冒頭でお話しした花の名は、オオイヌノフグリ。イヌノフグリという花より大きかった
のです。イヌノフグリは果実がイヌのフグリ(わからない方はお調べくださいね)と形が似ていることからそう名付けられました。
けれどオオイヌノフグリの果実はハート型でフグリに似ていないのです。なんですかそのオチ……! もういろいろと言いたいですが割愛します。別名はその見た目を表すような「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」「テンジンカラクサ(天人唐草)」「ホシノヒトミ(星の瞳)」。ホシノヒトミでいいじゃないですか……
茎のトゲでヌルヌルのウナギもつかめるかもしれない「アキノウナギツカミ」
また、先端がピンクの小粒の花が愛らしい「アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)」。
まるでイベント名ですが、花の名前です。茎にたくさんの下向きのトゲがあり、これを使うとヌルヌルのウナギもつかめるということから。ちなみに洋名は「Persicaria sieboldii」といい、Persicariaは“桃に似ている”という意味。感受性が違うとこうも違うのですね。
枝で鬼を縛っても切れない!? 「オニシバリ」
ちょっぴりホラーテイストのものも。「オニシバリ(鬼縛り)」はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属、黄緑の肉厚の花が咲く植物です。葉も同じように半革質でやわらかいのですが、樹皮がとても硬く、枝を折ってもちぎれないので“これで鬼を縛っても切れないだろう”ということでこの名になりました。
鬼を縛るような事案があったのでしょうか……一方、夏には葉が落ちるので「ナツボウズ(夏坊主)」という親しみやすい別名もあります。ギャップ萌えですね。
「なんだこの木?」という意味を込めた「ナンジャモンジャ」
ちなみに「ナンジャモンジャ」という言葉があります。
見慣れない珍しい植物へ「なんだこの木?」という意味を込めた愛称です。トツバタゴのほか、イヌザクラ、ボダイジュ、ニレなどがそう称されます。意外と草木の名前って雑……といいますか、適当につけられているんですね。
これは言いづらい! 「ションベンノキ」や「ヘクソカズラ」
でもやっぱり下ネタ系が一番言いづらい!
ションベンノキやヘクソカズラと名付けたのは誰ですか。なかなか言いづらいですよ! ということで、これまた面白い名前がついている植物が見頃のイベントをご紹介します。
ふなばしアンデルセン公園で見頃なのは「ハンカチノキ」(2018年5月現在)
さて、ふなばしアンデルセン公園で、今、ハンカチノキが見頃になっていますよ。ハンカチノキは、中国南西部の原産で、まるでハンカチの様な白い葉っぱをつけるんです。メルヘンの丘ゾーン「イベント広場」に6本ありまして、今月上旬までが楽しめるそうですので、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。
アンデルセン公園では、ハンカチノキの他、キンギョソウ、ネモフィラ、ボタン、バラなど、いろいろなお花が次々と見頃を迎えます。
「母の日に押し花メッセージを贈ろう」開催(2018年イベント終了)
また、12日(土)・13日(日)には、「母の日に押し花メッセージを贈ろう」と題した教室も開かれます。
そして、動物ふれあい広場では、ヤギの茶太郎が11歳を迎えるということで、誕生日会も開催されます。茶太郎の仲間たちが、特技を披露してくれるそうですよ。ヤギさんたちのバースデーショーは、13日(日)午後1時からです。
詳しくは、船橋アンデルセン公園のホームページをご覧ください。
母の日に押し花メッセージカードを贈ろう
2018年5月12日(土)
時間:13:00~16:30
場所:コミュニティーセンター
費用:500円ふなばしアンデルセン公園
〒274-0054 千葉県船橋市金堀町525番
TEL:047-457-6627
https://www.park-funabashi.or.jp/and/
【ハロー千葉】