新茶を美味しく飲む方法を日本茶アーティストがアドバイス
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「箱崎みどり夕暮れWONDER4」(5月14日放送)に、「日本茶アーティスト」として活動する、茂木雅世(もきまさよ)が出演し、お茶について語った。この時期は、新茶の季節。お茶屋さんには「新茶」ののぼりが立ち、デパートやスーパーには「新茶」が並んでいる。入れ方でお茶の味は変わるそうだ。
■日本茶アーティストとは?
急須で入れるお茶をなかなか飲まなくなっている世代が多いと思うんですけど、急須で入れるお茶ってゆらぎがあって、すごく楽しくて魅力を伝えるための仕事として、自分で名前をつけて活動しています。イベントだったりとか音楽のコラボとかお茶の可能性を色々な形で発信しています。お茶のためだけに時間を作る贅沢さっていいなって思いますし、お茶を入れるとみんな喜んでくれますしね。
■新茶の入れ方は?
急須と新茶とお湯を用意します。熱々のお湯に新茶を入れると、どうしてもいい味が出せないので、95度くらいのお湯の温度を下げるために、茶器から茶器に移動して移します。新茶だと70度くらいに下げた方がいいかなと思います。茶器から茶器に移動すると10度がくらい温度が下がるので。お水の選び方ですが、軟水であれば大丈夫です。日本のお水は軟水ですし、海外だと硬水で困ることもあるかもしれません。
■新茶の時期って特別?
私たちのお茶業界ではお正月です。新茶の時期は今だけしか味わうことしかできないので、最後の一滴まで出してほしいですね。新茶の良さはお茶を飲みこんだ後に、鼻から抜ける緑の風を感じること。余韻を楽しむことだと思います。一人で楽しむのもいいですし、誰かに入れてあげるのもいいと思います。
日本茶アーティスト茂木雅世(もきまさよ)
https://twitter.com/ocharock
「箱崎みどり夕暮れWONDER4」
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)