異例のコースをたどった台風12号、関東でも高波の被害

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月30日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演し、台風12号について解説した。

台風12号、関東でも高波の被害

通常から逆の、東から西という異例のコースをたどった台風12号。週末、関東地方でも様々な被害をもたらした。小田原市の135号線では道路が冠水し、パトカーや消防車など15台が高波にのまれ、壊れた状態で見つかったが、全員が高台などに逃れ、無事が確認されている。また熱海市の有名ホテル『ホテルニューアカオ』の海に面した夕食会場のレストランでは、土曜の午後7時40分頃、高さ5.4メートル、幅2.2メートルの窓ガラス5枚が割れ、客や従業員5人が足を切るなどの軽傷を負っている。

飯田)このあたりはかなり報道されていますが、被害が結構出ております。この台風12号、須田さんは準備をされていたというお話でしたが。

須田)天気予報のその通りに展開しましたよね。予報自体が正確でした。ですからそれを受けて行動していれば問題なかったのかなと思いますけど、ただそれにしても東から西へ移動する台風。しかも台風というのは海上でエネルギーを蓄えるじゃないですか。非常に勢力が強いまま関東方面に上陸したということで、こういった体験というのは関東地方では過去になかったかなと思います。

飯田)そうですよね、そのまま西日本豪雨の被災地を横断するという形でした。
メールもいただいています。瀬戸は夕凪さん、「週末は台風上陸とみられていたため、各地災害警戒態勢に入りましたが、安倍総理は金曜の夕方早々私邸に帰っていました。公邸で待機するものだと思っていたら、火曜日まで4日の休養だそうです。危機管理の認識の甘さがあるのではないでしょうか」と頂きました。今日に関しては休みの予定だったんですけど、それをやめて、今日の防災対策会議などには出席すると報じられています。

須田)この辺の災害に関していうと、自分で判断して台風来るから公邸に残ろうかというと、警備などの体制の問題もありますから勝手に判断するというのは出来ないんですね。そういった点でいうと、下から吊り上がってきた状況の中で、どの程度の被害が予想されるのか、今回の場合であったらさほど問題がないだろうと、要するに官邸で指揮を執るようなケースというのは想定しにくいという判断で戻られたんだと思います。

飯田)防災担当大臣がいる、官房長官がいる、防災担当官もいるということを考えると、総理まで陣頭指揮となると、これは逆に混乱するという可能性もある。

須田)かなり話が広がってきてしまう、ひとつは法的な根拠だとか、そういったこともあるんだと思います。

飯田)行政というものは好む好まざるに関わらず、法律ってものがないと動かないし、法律に従ってしか動かない。

須田)そうですね。このレベルではどういった対応が必要なのか、それぞれ段階がきちっと決められていますから、そこまでの状況に至ってなかったということだと思います。

飯田)今もまだ台風自体は消えずに残っているということで、枕崎あたりで停滞しているという話もあります。

須田)ただ、プラスの側面といっていいのか、関東は水不足でした。この部分がどの程度カバーできたのかというのも気になるところです。

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