台風21号~今年最大の勢力で明日上陸の恐れ

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月3日放送)気象協会の戸田よしかが出演。台風21号に関する進路や特徴、今後注意すべき点などを解説した。

台風21号~今年最大の勢力で明日上陸の恐れ
台風21号~明日西日本から東海地方に接近

非常に強い台風21号は、今日沖縄県大東島に接近する見込みで、明日には勢力を保ったまま西日本から東海地方にかなり接近し、上陸する恐れがある。今日は西日本や東日本の太平洋側を中心に、雨風共に強まり、沿岸部中心に大荒れの天気となりそうだ。特に、九州・四国・近畿・東海・北陸では、河川の増水や氾濫、道路の冠水、地盤が緩んでいるところでは土砂災害に警戒してほしい。

飯田)まずは今回の台風の特徴、あるいは進路や警戒すべき地域などについて、気象協会の戸田よしかさんに伺っていきます。
21号ですが、現状どこにいるのか。そして、特徴を教えてください。

戸田)今日午前6時現在、沖縄県南大東島の東の海上にあり、北寄りに進んでいます。この台風の特徴は勢力が非常に強い上、ぐんぐん加速していることです。天気の変化が早くなります。

飯田)すると、急に雨が強くなったり風が強くなったりすることがあるわけですね。
この台風の進路ですが、「伊勢湾台風と似ている」と報道があります。いかがですか?

戸田)まず、四国や紀伊半島の辺りにかなり接近して、上陸の恐れがあります。そして、そのまま東日本、北日本へと進んでいきます。
そして、いまお伝えしたとおり南から北まで一気に進みますから、沖縄から北海道にかけて広範囲で荒れた天気となります。

台風21号~今年最大の勢力で明日上陸の恐れ
2、3時間の間に1、2カ月分の雨が各地を襲う~冠水や氾濫などの災害の危険

戸田)まずは全国的な天気の傾向からお伝えします。少し前までは穏やかでも天気が激変します。
また、各地のピークの時間帯は2、3時間と短いのですが、この短い間に1、2カ月分の大雨が一気に降ります。道路があっという間に冠水したり、川が一気に氾濫するなど、災害の危険性が高まります。
各地の雨風のピークですが、まず沖縄は大東島地方では今日の昼前後。そして、九州は明日の午前中。四国は、明日の昼前後。中国地方と近畿は明日の昼過ぎから夕方。東海地方から北陸・関東は、明日の夕方から深夜。そして、東北・北海道は明日の夜遅くから、水曜日の朝となりそうです。

飯田)いろいろな対策を早めにやっておかなければいけない、ということですね。

戸田)そうですね。明日、一気に荒れた天気が北上していきます。対策は今日中に済ませておくようにしてください。停電への備えや、飛ばされやすい物の片づけ、避難経路の確認や持ち出し品の確認もしていただきたいと思います。

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