なぜイノシシの赤ちゃんは「うり坊」と呼ばれるの?
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イノシシの生態
走り出すと簡単には曲がることができない
イノシシは、時速50キロものスピードで走ると言われています。
1秒間に約14メートルも走ることができます。そして1度走り出すと、簡単には曲がることができません。
ただひたすら真っ直ぐ走り続けるので、そんなところから“ガムシャラに突き進むこと”をイノシシに例えて『猪突猛進(ちょとつもうしん)』と言います。
縁起が良い!?
イノシシは昔から、縁起の良い動物と言われています。その理由は3つあります。
『金運を招く』
1つめは『金運を招く神様』。
イノシシの首から背中にかけて生えている長い毛は、とても強くて丈夫なので、イノシシの毛を財布のなかに入れておくと“金運が切れない”と言われています。
『交通安全』
2つめは『交通安全の神様』。
イノシシの首は衝撃に強くて丈夫なので、“もしものときもケガを防いでくれる”と言われています。
『安全』
3つめは『安産の神様』。
イノシシは1回のお産で、5匹~6匹の子どもを産みます。そんなところから“安産の神様”と言われています。
赤ちゃんが『うり坊』と呼ばれるワケ
シマウリに似ている
イノシシの赤ちゃんですが、生まれたときから体には縞模様があります。
太いものから細いものまで、全部で10本位の白い縞があって、その姿が『シマウリ』という作物に似ていることから、イノシシの赤ちゃんは『うりんこ』とか『うり坊』と呼ばれています。
この縞模様ですが、生後3ヶ月から5ヶ月で消えてしまうそうです。
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